2024年8月1日木曜日

福井の家 基礎工事

 

「福井の家」の基礎工事が始まりました。敷地はほぼ平坦ですが、道路に対して僅かに下がっていてこんな風に二段に高さを切り替えて調整しています。

手前側は主屋の基礎。基礎下には断熱材がびっしりと敷かれ土間が地中の冷たさで結露しないように工夫しています。
今年からはコンクリートの高騰で通常の60cm深さの基礎はコスト的に難しくなりました。10年前は1立方メートル約1.4万円だった生コンは、現在は倍の2.7万円。設計にはより厳しいコスト意識が求められるようになりました。

そこで写真のようにスカート断熱を用いて凍結深度(札幌市は地表-60cm)を半分の30cmにまで緩和して安全な浅基礎としました。

施工はお馴染み飛栄建設さん。「発寒の家Ⅳ」では札幌版次世代住宅基準プラチナグレードの家を見事に仕上げていただきました。実は今回の「福井の家」も同じプラチナグレード。松田社長さんと宇野棟梁さんとまた精一杯家づくりを楽しみたいと思います。

今日は宇多田ヒカルをチェウオンのカバーで