本年は新型コロナ感染症のおかげでとてもたいへんな年になりました。その一方で「常盤の家」、「宮の森の家Ⅱ」、「南円山の家」、3軒の「北方型住宅2020」基準の住宅を無事、竣工させることができました。
この場をお借りして心より御礼申し上げます。常盤の家と南円山の家をご担当いただいた飛栄建設さん、宮の森の家Ⅱをご担当いただいた丸作吉田建産さん、最後まで粘り強く施工していただいて本当に感謝しています。
また今年も貴重な機会を頂いた、各建て主さまにも心より感謝を申し上げます。想えば2009年に完成した「銭函の家」を皮切りに今年完成の「南円山の家」で36棟目の300mm断熱の家を設計させていただきました。自らの住まいを任せていただくことは設計者に取ってとても幸福なことです。引き続き精進して行こうと思います。
仕事を始めた頃・・「全室暖房って快適だけど・・セントラルヒーティングって凄く光熱費が高いですよね~」と苦笑された20年前。北海道の暮らしにとって必要な断熱量や暖房換気のコツが分かりかけてきたのは14~15年前だったでしょうか。時が経つのは本当に早くていつもふと気付いて驚いてしまいます。
来年は37棟目の300mm断熱となる「桂岡の家Ⅱ」を作ろうと思います。また戸建て住宅のみならず断熱を中心に様々な挑戦をしたいと思います。
今年一年の感謝と来年のご多幸をお祈りさせていただきながら年末のご挨拶とさせていただきます。みなさまもコロナに気を付けて良いお年を!
山本設計は2020年12月29日~2021年1月7日まで冬季休業とさせていただきます。
年末はモーツァルトなんていかがでしょ