本日は基礎高さの決定のために「宮の森の家Ⅱ」の現場へ・・・
現地では既に遣り方(建設に用いる仮設の定規)が出され、前面道路との高低差からどの程度の高さに基礎高さを決定するのが車路の勾配を考えた上で妥当なのかを打ち合わせできるよう準備万端。
写真は現場を担当する、丸作吉田建産の吉田専務のCADによるスケッチ。10cm刻みに細かく高さが示され現場で、高ささえ決めれば即座に勾配がイメージできるように配慮されている。
こういうところさすが! 人によっては漠然と「どこを基準にしますかあ~?」なーんていう大らかな現場監督さんも居ますけど(笑)・・しっかり図面を作ってきて今の状態だとこの勾配、でもあと10cm基礎を上げるとこのくらい等々・・質問が具体的で分かり易い。
想像してみれば簡単なことですけど基礎のコンクリートが固まってから・・もう少し低かった方が階段上がり易かったですよね~?なーんて・・間違っても直せません。(笑)
地盤の上に建てるということは地球相手にこちらが現状に合わせないといけないわけで・・そうした理由でこの地味な打ち合わせは重要なんです。
現地には角度を測るトランシットとレベルが準備されていて・・
ピシッと張られた水糸に定規を当てて、隣地との離れ(水平距離)や振れ(隣地境界線に対して平行か否か?)を見て行きます。
高さと同様・・「山本さーんあと15cm西側に動かしたらよかったね?」なーんて後から不可能ですのでしっかり各寸法を確認しておきます。(笑)
帰りはおなじみの材料屋さんを訪問。「山本さん・・少しなんですけどキレイなモミの木の羽目板があるんですけどご覧になります~?」と担当者・・「もちろんですよ!」と私・・「じゃあ二~三枚出してみましょう、いかがです?」、「うーん色味も木目もきれいねえ~」と私。
「今進行中の現場で使えるかどうか建て主さんに提案してみますね。」と伝えてまずはお取り置き。 意外にも北海道は広葉樹の大きな市場があって域内では地元産や外国産の銘木の流通量が多くて安価。お馴染みの白樺や真カバ、目白樺、ナラ材にニレ材、そしてカエデ材・・北海道の建て主さんって幸せですよね~(笑)
ふとFMから聞こえてきたm-flo 昔の曲だけどいいですよね~