6/26に野幌の家で地盤調査を行いました。実はこの「野幌の家」既に確認申請もBELSも完了し着工を待つばかりなのですが、建替えの事情により既存建物の解体ができずに、書類上の手続きを先行させました。今後は構造図を作成し構造計算を行って8月の着工を目指します。
隣地は既に竣工間近、解体が遅れたためにこちらのブロック塀が残ってしまい。隣の足場がなくなるまで塀の撤去ができません。無理に塀を引き抜くと足場が倒れて危険だからです。
敷地の前に残る雨水側溝も課題。重たいPC(プレキャストコンクリート)製の蓋で一部は、がたがたして蓋が落ちそうで危険です。悩ましいのは雨水を集める都合上道路よりも敷地よりも低く設定されているために道路から敷地に入る際の段差解消の工夫をしなくてはなりません。このままだと人も車も敷地に安全には入れないので、一部橋のようなアイディアを考えています。
角地なので二辺が道路に接するのですが、新たに作る道路の高さを事前に読み込んで隣地との高さを調整しなくてはいけません。上の写真は塀の左右で高さが異なる様子。このまま単純に塀を引き抜くと土盛りされた左側の土砂が敷地に流れ込んでしまいます。
こんな風に周囲が先に着工しはじめるとちょっとした地盤の高さが変わりますから、それを睨みながら後に着工する現場は対応を求められます。
今日はJAZZTRONIKなんていかが https://www.youtube.com/watch?v=nbAbpOy_JFU