6/29は着工した「西野まちなかの家」の遣り方(やりかた)を確認した。この遣り方という作業。敷地の中に建物の位置を示す水糸を張り、主に基礎の高さを貫材で示して行う。要は建物位置関係と主に道路からの高さを作り手が遣り方という言語を通して設計者に確認を求めているというわけである。みなさんは普段の経験でやけに建築と道路との高低差が気になったり、この家入りにくいなあ~と感じる経験をしたことがあると思う。家の中の間取りは良いのだがどうも道路から入り難い。なんだか階段も高すぎる等々・・・もちろんこうした日常の違和感を無くすために設計者は設計の前に地盤の癖を読み高低差をばっちり測って設計で解決している。しかし最後はこの遣り方の確認で微調整を行うことが、例えば概ね平坦地と言えど微妙な傾斜を想定しなくてはいけない西野地区のような敷地には欠かせない。
貫材の上端を基礎の天端(最も高いところ)として決定し、概ね40cmを確認した。
今日はMONDO GROSSOなんていかが