本日は「西野の家Ⅱ」の上棟式、午後から棟梁たちは現場を片付け、紅白の幕を張ってハレの場を作ります。宮司さんに恥ずかしくないようにきれいにきれいに。でも「あれれ~今頃上棟??」なんて言われそうですが年末でなにかと忙しかったのと、大雪や寒さの影響で、年明けの断熱工事終了まで伸びてしまったのです。地元の神社から来ていただいた若き宮司さんはとても優しげな印象、一方で祭事は堂々としていてとてもよい式になりました。
数々の家の完成を祝ってきたであろう年季の入った紅白幕。現場がぱっと華やぎますよね~。
祭事を行う宮司さん。現場が安全で建て主さまとそのご家族全員の無病息災をお祈りします。
これが天井裏に納められる棟札。今度この札を見るのはいったい何十年後の誰でしょう?きっともう私はこの世にいないと思います。しかしこの札には工務店の名前や棟梁の名前と共に私の名前も記されています。50年後か100年後にこの家が解体されたときに「なーんだ」と笑われぬようにあと少し現場のみんなと精一杯頑張ります。
お忙しい時期にもかかわらず、現場のために心のこもった上棟の催しを開いていただきました建て主さまとご家族の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。もう少しだけお待ちくださいね~(笑)。