「発寒の家」は内装工事が本番です。写真は吹き抜けの化粧吸音板の天井。昨年の「春光BASE」で初めて使い、上品な意匠と性能が気に入っています。一般的に断熱+気密に優れる北海道の室内は音が響きすぎる傾向があります。特に天井の高い居間やLDKに置いたテレビやオーディオはこの響きすぎる残響で聞こえにくく感じたりすることもあるのです。そこで吸音版の登場。以前は音楽室の内装でおなじみの丸穴タイプを使っていましたが、なんだか学校のイメージが抜けないので最近はこのタイプを見つけたのです。
折上げ天井も完成しだんだんかたちが見えてきました。
写真は天井に貼っているところ。
ダミーの穴にビスで止めることで目立たずきれいに仕上がります。
今日は「くるり」なんていかが?