さて本日は、壁に二層目の断熱材を施工する準備をしてゆきます。具体的にいうと内部にさらに下地を作って壁を厚くしてゆきます。思えば断熱工事の長い現場です。外貼り断熱としてスタイロフォームを10cm、内部に移って一層目のGWが10cm、二層目がさらに10cmです。よく厚い断熱を意味がないとけなす人がいますが、世界的に見るとECOハウスの流れは機械設備依存から建築本体依存に移りつつあります。寿命が短く高価な機械設備に頼るよりも単純でめったに故障しない建築の壁や屋根に投資した方が賢明だという考えがずいぶんと浸透してきました。
さらに詳しく知りたい人は、尊敬するドイツ在住の環境ジャーナリスト村上敦さんのHPをお教えしましょう。 http://www.murakamiatsushi.de/
内部は現在この状態です。
外部に、きれいな道南杉の羽目板を貼ります。現場は杉のよい匂いで一杯です。