二回目の夏が過ぎた「桂岡の家Ⅱ」。南を閉じて北に開く300mm断熱の家に伺ってきました。住まい手さん曰く「今年は暑かったけど・・エアコンなしで乗り切れましたとのこと」意外でした・・ふと浮かんだのは・・札幌近郊に多い眺めの良い北斜面などは「北に開いて眺望を頂きつつ暑さをいなす??」みたいな計画の段階が実はあるのかもしれないな?と・・南に開くタイプの300mm断熱の家が軒並みエアコンプリーズ!となった今年の貴重な収穫になりました。二年を経て・・最も光熱費の掛かる2月のガス代(LPG)が約2万円/月とのこと(全室暖房/32坪+給湯+調理)。超断熱化で自然温度差が約11~13℃にもなると大き過ぎる南の窓はけっこう扱いが難しくなってくるなあ~と今年は特に感じた夏だった。今後は南面開放型のプランには標準で全室冷房を導入せざるを得なくなると思う。その反面、南に閉じるタイプの実践も進めてみようと思いました。
石狩湾に増えつつある洋上風力発電
二階の居間から見える石狩湾のパノラマ
今日はSIX LOUNGEなんていかが