昨年、9月に工事中の「澄川の家」を見学に来られた三五工務店さんより、モデルルーム完成のご一報を頂戴し、見学に行ってきました。もの凄く大きなガラススクリーンが特徴的な外観。サッシやカーテンウオールもメーカーさんと共同開発を行ったものだそうで北国で可能となるデザインの限界を押し上げているなと感じました。
サッシのアップがこれ。開閉する窓でも障子を見せずにデザインされています。
居間とダイニングキッチンはスキップする構成。
「北国の家だから窓は小さめに」なんていう常識をあざ笑うかのように大胆に南向きに開放された居間のカーテンウオール(窓壁)。自動車会社のショールーム(職場)じゃなくて家庭のレベルでここまで出来るっていうのは素直に驚いていいし拍手を贈りたい。
ゆったりしたお手洗いと壁に床と同じタイルが貼り上がって行くところなんてよく考えてあります。
階段は片側を壁にピン接合して反対側をフラットバーで支持したもの。光の透過を妨げず、
空間的な圧迫感も抑えたデザイン。
こちらは壁構造で350mm断熱。
しっかり模型を作りPRと同時に仕事を記録しているのがいいと思います。
二階の水廻り。もの凄く開放性の高いお風呂なんかはひと頃の工務店自社設計とはとても思えない。
階段から南方向を見返す。非常に間仕切りが少なく広々とした空間構成。
屋根断熱とすることで天井デザインの自由度を上げる。壁と天井のスリットに照明を仕込んでぐるっと四辺を光らせる。なんていう間接照明。お約束の居室の天井の中央に円盤型の大きな照明器具なんてここにはない。
すっきりまとめられた二階のユーティリティー。ついにトイレも一体型の時代が。これも従来の工務店の自社設計ではまず見られない。便器の見える設計なんてしたら叱られる会社がまだまだ多い。 やっぱ北海道の工務店さんは凄いね! 私もガンバロウ!
今日はJAZZね https://www.youtube.com/watch?v=ReOms_FY7EU