本日は地元の住宅雑誌「北海道の住まいづくり」さんの取材でした。超断熱住宅とペレットストーブの特集だそうで、なにより担当者の方のこれからの住まいに対する熱意を感じました。
ペレットは広大な森林地域を有する北海道ならではの再生可能エネルギーですが、超断熱化という家の基本性能なくしては灯油やガスよりも高くついてしまいます。ブログでも再三お伝えしている通り、現在一般に流通している15cm程度の壁断熱の家に、ストーブのみ持ち込んでも年間に必用な木質ペレットの量は10キロ袋で120袋程度/年。約1.2トンにも及びます。西野の家ではこの量の約1/3。年間で約40袋(400kg)程度です。今後、新築やリフォームを考える際にこうした再生可能エネルギーの導入を考えている方はぜひ、ここのところを注意していただきたいと思います。同量で灯油の燃焼エネルギーの約半分しかない木質ペレットですから、それでも十分暖められる器がまず大切。無理な導入はせっかくの自然エネルギーへの誤解を深めるとともに経済的にも厳しくなります。
炎を見ながらの撮影風景。
今度はご家族のみなさんで。
竣工後二年が経過した「西野の家Ⅱ」では室内の木部が味わい深く色変わりしていました。それと同時にご家族のみなさんが楽しみながら暮らしている雰囲気が伝わってとても幸せな気分になりました。
今日はF.ダナリーなんていかが https://www.youtube.com/watch?v=wRjpTlkmv5w