2014年12月17日水曜日

旧荒谷邸にて

 
先日東京大学、前研究室の院生 Seiya Yonezawa さんと「旧荒谷邸」や「澄川の家」を回った。実は昨年から北海道の建築家や工務店さん数人と高性能建物の実測に協力させていただいている。自らが設計した建物の癖を知ることは次につながる貴重な蓄えになるし、これからの家づくりは建築家一人ではなく温熱環境の専門家との協働が欠かせないと思う。実は一年半を越える長期の実測から見えてきた改良点を盛り込んで完成したのが「澄川の家」だったからご本人にはぜひ見てもらいたかった次第。作者の一人としてね・・・ 今日はごくろうさま。明日もヨロシク!(笑)

1979年竣工の旧荒谷(現タギ邸)にて熱源をサーモ画像で撮影中。 知る人ぞ知る「旧荒谷邸」は50年先を行っていた省エネ超断熱建物。現在でも延べ床面積100坪を写真の薪ストーブ一台で暖房している。


各所に付けられた温度計を撮影中。
 

現在の住まい手であるタギ博士と。