内覧会の前日に行われた、最後の気密測定。登場したのはお馴染みのDr.タギ氏。
超高気密建物(C値で0.5cm2/㎡以下)専用の小さなラッパ(吸出し口)を取り付けた愛用の測定機器で計測した結果は、現場に立ち会った全員を満足させるものでした。
右上の数字が、家全体の隙間量を示しています。数値は21cm2/㎡つまり、家全体の隙間を集めると4.5cm角の大きさしかないということ。C値に直すと0.1cm2/㎡。一般的に、標準的な機材と測定技量の持ち主で、正確に計測できる限界が概ね0.5近辺。それを下回るような領域の測定は前述のような工夫が必要とされています。そんな意味でも漏気によるエネルギーのロスは極端に少ない結果となりました。
結果を眺めながら、満足そうなDr.タギ氏。「チーム屯田」全員の経験値がよい成果を生むようになって私もほんとうに嬉しく思います。客観的に毎回気密を計るってとても大切でなんですよね。(笑)