北海道の名物に建築を加えてもよいのではないか?このブログでも事あるごとに書いてきました。
全国的には、先進国の中で水準が低すぎることが問題なっていた、省エネ基準(99年基準)の改正がようやく決まり、2020年の新基準の義務化に向けた準備が始まろうとしていますが、幸運なことに北海道はでドイツのパッシブハウスに迫る住宅がさしたる苦労もなく建てられる技術力を地産化することができています。その主な理由は産官学の連携により厳しい冬を克服するための研究や実践に力が注がれてきたことによるものですが、中でも「アース21」と呼ばれる工務店のグループは過去20年に渡り、高い性能を有する地域の家を志向してきました。地元にヨーロッパに匹敵する水準の技術が蓄積されてきたのもこうしたつくり手たちの努力のおかげなのです。今年が発足20周年とのことですが、なんとその記念式典の講演をお願いされることになりました。今から緊張しますが、当日は今までの感謝を込めて仕事を通して北海道の家のこれからをお話ししようと思っています。
アース21HP http://www.earth-21.org/
久しぶりにバンアパなんていかが?
http://www.youtube.com/watch?v=s9c1b6F8ZYA