建築ジャーナル11月号の誌面に8P掲載していただきました。
中には「西野の家」や
「銭函の家」
「南あいの里の家」に「菊水の家」
最新作の「宮ノ丘の家」や「春光BASE」なんかが載っています。文章に加え、図面や写真も全て山本担当でしたのでかなりたいへんでしたが(笑)よい記念になりました。こんなに幸せなものづくりができるのもクライアントさんや協力企業の皆さんのおかげです。心より深く御礼申し上げます。
ふと想えば、最近ずいぶんと執筆のご依頼をいただくようになりました。時代が少しだけ北海道の建築を見直しはじめたのかもしれません。以前は震災といえば耐震性のお話ばかりでしたがやはり3.11以降はそれらに加えてエネルギーと建物の関係性や真冬に暖房を失っても過酷な事故に陥らない知恵やその工夫に注目が集まるようになりました。30cm断熱の家を建てはじめて今年で10棟目になりますが、大工さんや協力企業のみなさんもずいぶんと腕を上げ、なによりクライアントさんの意識がいちばん高いことにはほんとうに驚かされます。先輩たちが苦労して築き上げた北海道の建築やその考え方が見事に根付き、「ネガティブな冬の欠点対応」から「年間を通じて過しやすく健康的な住い」へと成長しているように私には感じられるのです。
さて気付けば今年もあと少し、明日からまたしっかり努めます。
今日は今は亡きパバロッティのジョルダーニなんていかが?