「西野の家Ⅱ」が着工しました。ところで今年は、札幌版次世代住宅基準の施行元年にあたります。普及のために札幌市は補助制度も作り、かなり力を入れています。「発寒の家」、「前田の家」も応募しましたが、設計者の日頃の行いの悪さのせいで抽選にはずれ、最後に残った「西野の家Ⅱ」だけが当たり、無事今日の日を迎えたというわけです。(ホッ...)そんな幸運も関係してか「西野の家Ⅱ」は記念すべき30cm断熱プロジェクトの10棟目となります。クライアントさんは昨年の「西野の家」を見て気に入っていただいたそうで、木貼りの家が建つ!と楽しみにしていたのも束の間...後の調査で敷地のほとんどが準防火地域内であることが判明し今回は泣く泣く木貼りを断念。防火構造プラス防火窓で新たなデザインにチャレンジします。
敷地の周囲は、かなり建て込んでいて今回もなかなかに手ごわい計画となりました。近隣商業地域のために周囲には3階建て以上の建物も多いことから、見下ろされる視線に対する工夫が強く求められました。反面、南に大きく開放され敷地の日当たりが良好なことから北側の子供室は3階建ての塔屋とし南側のLDKより高く作り、屋根越しの採光と眺めを取り入れようと考えました。乞うご期待です!
クライアントさまへ
長らくお待たせしてしまい誠に申し訳ありません。精一杯頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。一緒に素晴らしい家づくりにしましょう。
今日はシングライクトーキングなんていかが?