おかげさまを持ちまして平成23年度長期優良住宅「宮ノ丘の家」は無事完成いたしました。工務店さんは、最後のだめ直しを行い。もう一度念入りに最終美装を行います。私も工事中の微修整を図面に落とし込み竣工図をまとめます。想えばクライアントさんと初めてお会いしてから1年以上が過ぎ、今は感無量です。二月の気持ちよく晴れた日に建て主さんにお引渡ししました。
新築なのに落ち着いた感じを、断熱のテクニックを用いて実現しようと思いました。
白い壁と清楚な木肌が調和する北海道の室内をクライアントさんと共に考えました。
構造を隠すことなく顕して、リズミカルな景色を感じる内装を目指しました。
森に暮らす素敵さをいつも味わえるとよいと思います。
青白く暮れる冬の夕方は、照明の映える素敵な時間帯です。
天井が高いので、普段の使い勝手を考えて、照明は白い壁の反射を利用して、全て手の届く位置に取り付けました。
青白い寒さと、暖かな家の明かりは北国の住いの魅力だと思うのですが。
階段室からはお隣の家が。
玄関を入ると来訪者を迎える吹き抜けと階段です。
雑木林の中に佇む「宮ノ丘の家」春が待ち遠しいですね~。
玄関にはペレットストーブが赤々と燃えています。
中でも最高に人気だったのは森の風景を感じることのできるキッチンでした。シンプルなステンレスの美しさや大きな開放感は北海道という土地の魅力だと思うのですが。
「チーム宮ノ丘」の全員へ!ほんとうに今までごくろうさまです。
相変わらず道内の景気は厳しいけれど、またよい仕事を一緒にいたしましょう!
北海道の建築が全国の名物になるようにまた一緒にがんばろう!
今日は、こんな気分です。(笑)