現在「春光の家」では前回終了した床版の上を清掃し、N所長自ら墨出しを行っています。また柱や梁を組み立てるための足場もぐるりと組み立てられ、大工衆の乗り込みを待つのみです。
床版の上にはたくさんの貫通口が空いていますが、雨水の浸入と足元のために全てに蓋を設けています。養生の行き届いた現場は気持ちのよいものですし、こうした所長の配慮が安全な職場を作ります。
奥がN所長、エントランスアプローチの列柱の通りを通しています。
床の上に基準線となる墨が打たれ、土台の位置が明解になります。
ガスメーターの立ち上げの位置の確認。
外部照明の打ち込みBOXの確認
現場には材料が搬入されています。
赤く見えるのがカラマツの集成材、顕しで使います。白く見えるのがトドマツの集成材です。今回は室内で顕しとなる柱には赤みが強く木目のきれいなカラマツをチョイスしました。北海道の木造現場では、ほとんど杉材を使いませんから、赤みの強い柱は珍しいものです。しかし私はどちらかといえば木材は赤みの強いもののほうが好みです。
今日はBachでもいかがですか。http://www.youtube.com/watch?v=KxWqMJ3BH7g