本日は、市民セミナーのご案内です。今までブログを読んでいただいた方なら既にご存知と思いますが、北海道の将来に対して住宅の果たすべき役割はたいへん大きいといえるでしょう。人口が急激に減少する中、暮らし部門のCO2排出量が全国平均の1.6倍にも及ぶ北海道。冬場の暖房エネルギーの問題を先送りし続けてきたつけが今来ています。排出権取引の拡大や環境税の導入が本格的に叫ばれる中、ついに札幌市も独自の省エネ基準の策定に乗り出しました。環境的で持続可能な暮らしのために必要な住宅とは?産業と環境の両立は可能か?大胆に暖房エネルギーを削減する暮らしとは?昨年よりブログでおなじみのチーム南あいの里と菊水のメンバーを交え、市民の方、建築関係者、学識者、行政、みんなでこれからの自分の役割を考える集まりにしたいと思っています。ぜひたくさんのみなさんのご来場をお待ちしています。
「ここまでできる!! 北海道の今の家」市民セミナー
『北海道型高性能住宅の方向性
~札幌市の取り組み、北方型住宅ECOから読み解く』
■開催日時:3月4日(金)18:00〜20:00
■開催会場:札幌エルプラザ(大ホール)
札幌市北区北8条西3丁目(JR札幌駅北口より徒歩5分)
■参加対象:市民の方、建築業界関係者
■参加費 :無料
■開催内容:□第一部 「増え続ける北海道のCO2と未来」
基調講演:「札幌版省エネ住宅基準」について
検討委員会 繪内正道座長
□第二部 「行政と民間の取り組み」
事 例①:札幌・エネルギーecoプロジェクトについて
札幌市環境局環境都市推進部
事 例②:北方型住宅ECO
「南あいの里プロジェクトの実情」
「南あいの里プロジェクトの実情」
・検証①「目標50万円台」は実現したか?
・検証② 地域材活用に光は見えたか?
・検証③ 300㎜相当断熱のプロトタイプ化は?
・検証④ 超高性能にマッチする暖房機器の選定は?
・検証⑤「プロジェクト型」のメリットは?
事 例③:「菊水プロジェクト」から見えた
環境配慮住宅のあり方
■登壇者 :○山本亜耕 氏(山本亜耕建築設計事務所 代表)
○サデギアン・モハマッド・タギ 氏
(タギ建築環境コンサルタント 代表取締役)
○武田司 氏(丸稲武田建設 代表取締役)
○繪内正道 氏(北海道大学 名誉教授)
コーディネーター:野島宏利 氏(北海道住宅通信社 代表取締役社長)
■主 催 :北海道環境住宅普及委員会 (ローカルにつくる高性能住宅プロジェクト)
■問い合わせ先(受付窓口):北海道住宅通信社 TEL 011-864-8580