みなさん新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
札幌は雪の少ない穏やかな元日でした。自宅と実家を行き来しながら今年のプロジェクトのコンセプトをあれこれ考えたり、読書をしたりしました。今読んでいるのは「デフレの正体/藻谷浩介 著」です。なぜ不景気は続くのか?どうしてものが売れないのか?高名な経済学者ですら難儀するこの疑問に作者は、今ならネットで簡単に手に入る統計資料を用いて次々に答えてゆきます。まさに目からウロコの連続。みなさん!バブルが崩壊した90年代前半に実は就業者数が増えていたって知っていました?統計を用いる=過去から学ぶこと、何事も丁寧にデーターを示して説明することの大切さをあらためて考えさせられました。学生さんから社長さんまで、特に建築を志す若い建築家の方々にもぜひ読んでほしい一冊です。ちょっとだけ社会が分かりますよ~。