本日は、銭函の家に温度と湿度の記録装置を取り付けました。工事中から一冬のデーター採りのためです。担当はもちろん建築物理担当のDr.T氏、今や弊社の設計には欠かせない温熱分野の環境コンサルタントです。外部、地下、1階~3階の各所における温度と湿度の移り変わりを記録することは地場の技術を検証し発展させる上でとても大切です。ドイツやスウェーデンの工法で0エネルギー住宅ができる事は今や世界的に広く知られています。しかし銭箱の家のテーマは同様の住宅を地元の技術標準で作ることにあります。ご要望とあれば、世界最高水準を地元の設計者や技術者、部品サプライヤーが、北海道の材料でいつでも供給できること。そりゃ~いいやと思いませんか。
記録機本体:一見 簡単そうに見えますが、本体はかなり高価。コードの先にはセンサーが付いていますが、1年で寿命が来るために毎年交換が必要とのこと。