2018年6月15日金曜日

新琴似の家 基礎工事

無事、杭工事も完了し基礎の配筋工事に取りかかった「新琴似の家」。最近は雨が多く現場は難儀しがちです。担当工務店さんは、南幌から引き続き「アシスト企画」さん、所長はS部長さんです。経験豊富でとても丁寧。地盤の水捌けが想定よりよくないと見るや安全を見て暗渠の提案。最近は基本的に基礎断熱を行い床下をすべて使う設計が多いのでこうした配慮はとてもありがたく思います。 
手前は、住い手さんが家庭菜園に使っていた畑土。竣工後もう一度使いたいとのご要望を受けて、一端掘り返し現場の隅に堆積。来年の畑が楽しみ。

基礎下の砂利層は充分ながら、やはり元々の水捌けはあまりよくない様子なので対策しましょう。と相成りました。
 
今日はジャミロクワイ・・ライブパフォーマンスを初めて見たけどやっぱ上手い
 

釧路の家 サッシ取り付け&気密工事

6/13(水)は前日の大雨の余波で全道が雨模様。そんな中、事務所から車で350km走って訪れた「釧路の家」。はじめて300mm断熱を手がけていただく八百坂建設さん。いつもメールで細かなところまでお打ち合わせをさせていただいてきました。
 
棟梁さんにお茶を届けてご挨拶をして、私の事務所の看板も掛けて頂きました。
 
 
 
聞けば昨日は釧路も大雨だったそうで、屋根の断熱下地が濡れてしまっていないか心配でした。しかし足場に登って不安はすぐに消えました。屋根全面を覆う特大のブルーシートで丁寧に養生され、監督のK部長自ら養生をめくって内部を見せてくれました。

         
内部の浸水は全くなく天候が回復すればすぐに断熱工事が再開できます。タイベックで覆ったら、すぐさま置き垂木(通気層)→野地板→屋根防水の予定です。
 
空は今にも泣き出しそう・・
 
こちらは壁の防湿層の施工。黒く見えるのが両面テープその上に丁寧にカットした0.2mmの厚手ビニールを圧着し上からさらにブチルテープで止めています。

羽子板ボルト孔にはウレタン&シーリングが充填され上記と同じ方法で気密化が行われています。

こちらは最上階の際の大垂木。210(ツーバイテン)×2枚で束の柄を挟みますがその間にウレタンを充填し丁寧にカットしてありました。

こちらが北側立面。外側の付加断熱下地がほぼ完成しました。


窓の廻りはツバにシールを先打ちし躯体に圧着した後、四方をテーピングします。
 
今日はレディオヘッドなんていかが