先週は東光の家の上棟式でした。夏場ならばひと月前がその時期に当たりますが、2月は北海道の厳寒期。中でも道北地域にとって厳しい季節です。現場的にも工程に集中するために時期を見定めておりましたが、建て主さまのご好意もあって晴れて上棟のはこびとなりました。
想えば地鎮祭からはや4ヶ月。本当にあっという間でした。現場的にも残すところ内装と家具類の取り付け、最終美装を終えると見学会。正味3週間で「東光の家」の現場も完了です。あと僅かですが、仲間たちと素敵なものづくりの時間をたのしみたいと思います。(笑)
宮司さんは地鎮祭の時と同じように見事な笛を吹いて下さいました。吹き抜けの高い天井に朗々と響く大きな声で祝詞(ノリト)が読み上げられ、建て主さまとご家族の繁栄、家内安全、そして現場で働く私たちの安全を祈願していただきました。
白木に書かれた立派な棟札。従来の家のような天井裏がない「東光の家」では安置する場所も工夫が要ります。(笑) K所長と相談してピッタリの場所を見つけました。(笑)
この棟札には建て主さまの名前ばかりでなく、建設会社の棟梁や設計者の名前も記されています。以前にも書きましたが、次にこの棟札が日の目を見る時は、この家が壊されるか、大改修される時でしょう。その時既に私はこの世にいないかもしれませんが、現場を受け持つであろう未来の大工や現場所長たちが私たちの仕事を見てどんな風に話しているのかとても気になります。(笑) 未来の彼らに笑われぬようあと少し現場に打ち込みたいと思います。
美しく変色が進む美瑛産の唐松外壁です。いつも使っているエゾ、トドマツとは異なり木肌の赤い唐松は最初から仕上がりも上品です。年を重ねるごとに味わいを増してくれることを楽しみにしています。
さて、あと少し!道北圏では久々の見学会まで、チーム一同頑張ります!(笑)
今日は春っぽく!乃木坂ちゃんで(笑)