一昨日から本日まで、視察+視察+視察でした。今回は財務省と国交省の若き官僚のみなさんが「平和の家」を視察にお見えになりました。外は雪なのに、無暖房で室内が18℃に維持できることを説明すると不思議そうに「なぜそんなことが可能なのですか?」と多くの方から聞かれました。長らく日本の一般的な家づくりと比べて北海道が例外的とされてきたことや、建物を断熱することに取り組んで既に40年以上の歴史があること。 寿命の短い機械設備に関する補助が増加する中で、建築の外皮性能を対象に、補助施策を検討していただくことは、前者に比べ遥かに長期間の価値保存につながること・・・等々をお話しさせていただきました。 みなさん初めて聞くお話しだったようで、熱心に家中を見ながら耳を傾けていただきました。
総勢10名の視察団となり、広めの「平和の家」の駐車場も満車状態でした。
翌日は東京のコンサルタントさんと関東圏で環境建築に取り組む工務店さんのグループが視察にお見えになりました。まずは「平和の家」をご案内して次は「澄川の家」へ。
みなさん2020年の断熱義務化を意識してか、やはり断熱することを「省エネ目線」で捉えている方々が多いなあ~。という印象でした。そこで、断熱がもたらす別の特性をご説明し、パッシブ換気が実際に作動する様子を見ていただきました。やはり専門家の方々ばかりなのですぐに興味を持っていただき、床下の記念撮影が続きました。(笑)
不思議なもので、最近は北海道の建築をとても多くの人々が見学しに来ます。国の省エネ基準の義務化が大きいとは思いますが、幸せなことだと思います。少しづつですが時代が変わりつつあると感じた今日この頃でした。
今日はカッコイイさかなクン!なんていかが(笑)