2015年5月13日水曜日

山の手の家 高さ整理

 
今日は今までの実測結果をまとめた高さ関係の整理です。まず上図は左側が既存の図面を元にした想定図、右側が先日来より現場を解体し実測した事実を元に起こした実態図です。現況の床がネダフォームに設計変更された結果、想定より60mm低かったことは前に述べました。現況が想定より低いのですからその上に新規の床を組んでも2.4mの天井高は余裕で取れるはずでした。しかし先週末、天井の一部を解体し柱の長さを実測したところ今度は柱の長さが120mm短いことが判明したのです。2.4mの天井高を取るのに6cm貯金があると思い込んでいた私たちですが、一転(6cm-12cm)=-6cmの赤字(寸法不足)に陥ってしまいました。深刻なのは間取りを変更するために既存の桁梁の強度不足が生じる部分に下から大きな梁を追加して補強しようと考えていたところが全て納まらなくなってしまうことです。上図のように補強の梁が天井を42mmも突き破ってしまうのです。さてそこで急遽、武田社長と作戦会議です。こんな風にリフォームは新築とは全く異なるものづくり。反射神経が大切です。(笑)

梁伏図を前に解決策を練る。その結果はと言えば、概ね方向性は決まり解決策が見えました。
うん出来そうだ!(笑)
 
今日はTOTOでEndlessなんていかが(笑)