本日は曇り空からパッと射した太陽に合わせて屋根のシート防水を担当する、プロテックさんが来てくれました。普段は0勾配の陸屋根に主に使っているこの工法、先輩建築家の小室雅伸さんに教えていただいたものですが、以前のブログで紹介した屋根の外張り断熱と合わせてもの凄く屋根作りが簡単になりました。写真はコーナー金物を取り付けているところ。
こちらは野地合板のジョイントをテーピングしているところです。
こちらがコーナー金物。下の黒いのはブチルテープです。
テープとビス併用で軒先にコーナー金物を取り付けて行きます。このコーナー金物が屋根の4辺に取り付くと、後はシートを貼って防水完了。1日半で屋根の防水が終わります。
こちらはM所長自ら壁の付加断熱のミミ(断熱材の4辺のこと)起こし。長めのけれんベラを用いて神経質なくらいにきれいに断熱を入れてゆきます。木下地との間でしわになってしまったり、ミミだけ入りすぎても出すぎてもダメ。グラスウールは10cmを超えると表面上はしっかり入っているように見えても裏に空洞ができていたりします。なので全数を複数の人間の眼と手で確認します。
こちらは良い例。下地までピッタリとグラスウールが入って隙間がありません。
一方、こちらはよくない例。表面からの見え方は一緒でもしっかりと下地に密着していません。特にグラスウールを用いた断熱工事は知らない人が見ると、「えーっそんなに神経質にやるの??」と言うくらいで実はちょうどいいんです。確かにグラスウールは一番ポピュラーで安価な断熱材ですが、その分もの凄く丁寧に施工しないと性能のばらつきも多い材料です。
いやね・・・最近は「平和の家」の現場と旭川の「東光の家」の製図なんで、音楽を毎日聴いて仕事してるんですよ。そこでなにげに目にしたエレクトーンの演奏が凄かったんでUPします。いや~っまじもう一回バンドやろうかなと思ったくらいかっこよかった。こんなん一人でできるんですね。
この人はもっと凄かった!