「宮ノ丘の家」で基礎断熱工事が始まりました。15cmのEPS断熱材を基礎の外側に打ち込み基礎の下も室内化するためです。まだ道内でも床下に換気口から外気を導入するスタイルの設計を見かけますが、お勧めなのは床下を使うことができる内部(室内)とする考え方です。この方法は北海道よりも温暖な本州でも有効で基礎の外側でしっかりと断熱してしまえば、1階の床にまた新たに断熱する必要性はありません。さらにお勧めなのは、床下の地盤も断熱してしまうことです。こうすることで熱はもうどこにも逃げて行きづらくなります。不思議なことにこの二つをしっかり行うことで建物に必要な暖房器具の大きさは驚くほど小さくすることが可能になります。基礎断熱と床下断熱、ぜひお勧めです。
現在はかなり背の高い基礎の様子が分かる写真。しかし埋め戻しが終わると最終的には地盤面から40cm程度が顔を出すのみ。要はそのほとんどを土という天然の断熱材で覆ってしまいます。
ところで、あっという間に秋も過ぎ冬ですね~。手稲山も雪