現在、旭川で製作中の「西岡の家」の家具たちです。私の好みはビジュアルもさることながら実用的に洗練されたものです。どんなに高価で美しくても、日本人の骨格に合わなかったり、疲れやすいものや、修理の利かない物はよくありません。残念ながらホームセンターではこうした家具がほとんどです。よいものがあっても法外に高かったりしてなかなかよいものが少ないのです。ご覧の家具はクライアントの好みと体型に合わせてデザイナーのNさんにリデザインしていただいたものです。そんな意味では、この世に6台しかない「西岡の家専用モデル」ですが、一生使えて、けっしてゴミになることはありません。こんなことを書くとみなさん「でもすっごく高いんじゃ?」なんてね(笑)しかし意外に安価なんです。みなさんもこの次のお休みには家具工場を訪ねてみてはいかがでしょう。
座面はペーパーベルトを編みこんだものを使います。耐久性が高く、クッション性も硬すぎず柔らかすぎず丁度よし、ペーパーコードのようにほつれも少なく、大好きな仕様です。写真は編み終わった座面をエアータッカーで座枠に止めつけているところ。