本日「南幌の家ZERO」の様子です。外装は終わり、足場も無事解体済み。後は内装を頑張るのみといった感じです。1/29まではぜんぜん雪がありませんでしたが、同日午後に降り出した雪でかなり冬らしくなりました。
写真右側の壁面には太陽光パネルが7枚設置され約2.1Kwの発電を行います。北方型住宅ZEROの特徴でもある総エネ設備、雪の多い南幌に合った方法を選択することで、発電需要の高い冬にフォーカスした総エネ利用を目指しています。一般的には太陽光パネルといえば屋根面設置が多いのですが、積雪地域の屋根は通常は上の写真のようになります。もちろん取り付けようと思えば取り付けられますが、パネルに積もった雪は滑って落雪しますし、落雪するまでは当然ながら発電しません。
要は積雪地域にとって雪の降る寒い日ほど発電の需要は高まるのに屋根面設置だと効率は逆に下がってしまいます。
もちろん土地の広い南幌なら落雪させる方向を想定して屋根面設置もできないことはありません。但し、落雪には細心の注意が必要です。敷地内で子供たちが遊ぶことも考慮しておかないと心配になります。無落雪屋根の安心感に慣れた私たちにとって安心と発電を両立するするのが壁面設置の太陽光パネルということなのです。