2025年8月11日月曜日

夏季休暇のお知らせ

 


みなさまへ
いつもたいへんお世話になっております。本日は夏季休暇のお知らせです。

休暇期間(お盆休み)8月12(火)~16(土)とさせていただきます。

9月、10月は現在取り組んでいる住宅の完成見学会やその他イベントが盛りだくさん。しっかり充電して帰ってきたいと存じます。みなさまもよい夏を!

今日はD.フォスターなんていかがでしょう


2025年8月6日水曜日

北郷の家 2025.08.06

 

性能向上改修「北郷の家」では基礎工事が進行中です。こちらはテラス用の基礎。調整可能な鋼製束を用いて既存建物と床の水平がぴたりと合うように工夫しています。

こちらはアプローチの布基礎部分です。

本日は雨ですが、打設時は雨に当たることはなくコンクリートの施工に影響は出ませんでした。

後は土間スラブを打って埋め戻し、いよいよ木造部分の建て方となります。

今日は阿部真央なんていかが


南幌町がTVのけいナビに

地方移住の話題でなんと南幌町が・・ 


みどり野きた住まいるヴィレッジも残り区画僅かとなってきました。動画の中で役場の宮川さんがおっしゃっている通り今から7年前の2018年当時は600区画以上も宅地が余っていましたが今はもう僅か・・中でも土地区画が半額になるみどり野地区は人気が高いです。ご興味のある方はぜひ!

街のことなら・・南幌町HP https://www.town.nanporo.hokkaido.jp/

区画販売は・・北海道住宅供給公社HP https://www.hokkaido-jkk.or.jp/


2025年7月30日水曜日

北郷の家 2025.07.30

 

本日の北郷地区の気温は外気温35℃・・外にいると溶けそうです/笑。屋外では居間の掃き出し窓から屋外に出る木デッキの基礎が進行中です。

基礎はフェンスブロックを用いて内部に高さ調整可能な鋼製束を仕込み、既存の窓の高さに合わせてデッキ床の高さを調整しようと考えました。

床下換気口や各種の配管や配線が取り付けられて行きます。

電灯盤の周囲には配線が集中しますから一部壁をふかしてそこを配線スペースとします。

かなり室内のボードが貼られてきました。

今日はBirdなんていかがでしょう


南幌まちなかの家Ⅳ 2025.07.30

北方型住宅ZERO「南幌まちなかの家Ⅳ」の足場が解体され建物の外観が見えるようになりました。道南杉の美しい外装と端正な縦格子が新たな風景としてみどり野きた住まいるヴィレッジに加わりました。

上の写真は午後遅く西日を受けている様子です(15:40くらい)。影の方向より写真の左手から太陽が当たっているのが分かります。実はこの家の居間は南西向き。理由はいくつかありますが・・その最大のものは、居間から中央公園と小学校が見えること。それ以外にも平原に沈む美しい夕日が楽しめる、花火が楽しめる、冬は午後まで日が入って暖かい等々・・敷地条件を最大限に生かすために南西側に開いた二階の居間はよいことが多いのです。

その一方で西日は低い角度で家の奥まで入ってきますから、特に夏場は室内が暑くなり過ぎぬように工夫が必要です。こんな風に書くとすごく簡単に聞こえちゃうんですけど/笑、実はそれが意外に難しくて・・大抵の家は残念なことにカーテンを閉めちゃいます。要は日射遮蔽優先・・その結果室内から外は見えず、せっかく公園に面したロケーションも生かせないばかりか、元気に下校してくる子供たちの姿も見えません。

今の時期、南向きの家の居間はたいていカーテンが閉まっていますからぜひ確認してみてください/笑。想定では・・日当たりよく庭や通りも見渡せて理想的だったはずが・・眩しい&暑い・・それ以外にも通りから覗かれる・・みたいなことが重なっただけで、せっかくの窓の価値の大半を失ってしまうのです。(南の窓、カーテン閉めたらそれまでよ/笑)

もちろんそんな風にならないよう考えたのが「南幌まちなかの家Ⅳ」高い建物が少ない草原都市なんぽろの街並みを二階から見渡す気持ちの良さに加え、縦格子は横殴りに家の奥まで入り込もうとする暑い西日を適切に遮りながら、通りから部屋の中を除かれる不安も減らしてくれます。その結果・・住まい手はカーテンを閉めることが減り、結果的に最高のロケーションを生かした暮らしが満喫できるという訳なんです。

せっかくゆっくりと、なんぽろ時間を楽しみに越してきたんだから、昼間くらいカーテンなんて閉めないで、のびのび暮らしを楽しんでほしいと思います。

左の煙突が薪ストーブ用、中央の二本が通年型パッシブ換気の排気用煙突です。風資源が豊かな南幌町だからこそ、自然エネルギーを生かして通年、計画換気を行おうと考えました。

分厚い壁の断熱で窓が壁より引っ込むので、かなり彫りの深い印象になります。日本の一般的な家は壁より窓枠が出っ張るのが普通。窓の位置なんてちょっとしたことですが、意外にも陰影豊かな外観に変わります。
今日はオリジナルラブ・・外は暑いけど音は涼し気


2025年7月26日土曜日

北郷の家 2025.07.26

 

性能向上改修「北郷の家」は主屋前面増築するアプローチの工事に取り掛かりました。

北郷の家は日本人にとって最も人気のある南側道路敷地。要は南側に道路が付いている敷地になります。そのため、道路と主屋の間に日当たりの良い庭を取りたくなります。

その結果何が起こるのかといえば・・道路から見てぐっと奥まったところに主屋を設けるという配置が鉄板と言いましょうかお約束となるわけです。

上の写真を見てもまさに道路から見てぐっと奥まったところに主屋が建っています。ちなみに道路境界からどのくらい奥まっているかといえば約14.5m。中型車の全長が約4.5m程度ですから3台分縦列ができるほどです。

こんなに車が自由に停められて日当たりの良い大きな庭もできると喜ぶのもつかの間・・これが降雪期だとどうなるでしょう?そう、その通り・・夏場は大満足の配置も雪が降ると広大な除雪が必要となります。この敷地の間口は約12m。ですので家の前の除雪面積は12×14.5=174㎡坪数に直すと約53坪、畳の枚数に直すと約106帖。仮に青空駐車と通路部分だけ除雪するとして106×1/3≒35(帖)到底毎日除雪できる面積ではありません。

そこで家の前にトンネル状のアプローチ空間を設け、その中を通り抜けて主屋に至る方法を考えました。降った雪の大部分はアプローチの屋根の上。その結果、住まい手さんはアプローチと道路の間のわずかな面積のみ除雪すればよいことになる。

一軒家は人気な反面、心配されるのが除雪労働の多さ。特に高齢化の進行とともにその大変さは増すばかりです。当事務所の設計にアプローチ空間が多いのもそんな理由からです。

横方向の配筋間隔を確認します。

こちらは縦方向の確認です。

アプローチの床は変形の少ないコンクリートの土間とします。

道路からの奥行きが分かる一枚です。

今日はChayのカバーサザンなんていかがでしょう


2025年7月25日金曜日

夏に食べたいトマトサラダ

 

毎日暑いですね~今日なんて外は37℃・・・溶けそうです/笑。
本日はトマトがたくさん採れたので冷たいトマトサラダなんていかがでしょう/笑

①トマトは一口大に切り器へ(トマトの種が苦手な人は横二つ割にして種を除く)


②一つまみの塩を振り(アレンジしたい人は塩の代わりに白だし、うま味志向の人は塩の他に味の素を二振り程度)

③オリーブ油(なければサラダ油+少々のおろしにんにくを加える)を大匙二杯程度

④生のバジルを手でちぎって加え(なければ乾燥バジルでもOK)大匙で軽くかき混ぜてトマトの表面がうっすら汗をかく感じになったら食べ頃です。

⑤トマトが冷たければそのまま、冷蔵庫で15分程度冷やしても美味しくいただけます。
 (注:写真は昨年とれた乾燥バジルを加えています)

味変アイディア:上記の②の工程 塩を砂糖又はアイスコーヒーで使うガムシロップに変えてみてください。もちろん甘味は各人の好みで(あっ!砂糖の場合はにんにくはナシでね/笑)

今日はイタリアっぽくAlessandra Amorosoなんていかが


2025年7月22日火曜日

南幌みどり野0カーボンヴィレッジ 2025.07.22

 

本日より「南幌の家ZERO」にて北総研さんによる壁面PVの発電量と室内の温湿度測定が始まりました。真夏のデーター収集は特に貴重。北側リビング&大開口をモデルに実測&解析を進めて頂きます。

本日の南幌の外気温は35℃。屋外にいるとものすごい暑さ。その一方で室内は冷房能力4Kwのエアコン一台で快適でした。あらためて住まいの高断熱&高気密化が冬のみならず夏の冷房にも効果抜群なことが分かります。

事務所を始めた1998年当初は暑さに真剣に取り組む日が来るとは思いもしませんでした。週間天気予報によれば明日から特に十勝地方は猛暑とのこと・・帯広の予想気温は39℃とのことですからどうぞお気をつけて。


今日は弓木ちゃんのギターで行きましょう


南幌まちなかの家Ⅳ 2025.07.22

 

北方型住宅ZERO「南幌まちなかの家Ⅳ」は壁の押縁に移行しました。本日は屋外の気温は35℃、非常に暑くなってしまった北海道です。

縦張りにした貫板同士の隙間を棒状の押縁でつないでゆきます。

こんな感じで、幅30mm×厚み18mmの押縁が約10cm間隔で縦に並ぶことで壁の耐久性を高め、特徴的な陰影を外壁に与えます。

今日はトミーヨハンセンでABBAのカバーなんていかがでしょう


2025年7月21日月曜日

畑づくり 2025.07.21

ここ数年、すごく夏が暑くなった北海道ですが・・そのおかげで畑の野菜は二週間以上収穫時期が早まりました。正直、本州の適期とあまり変わらなくなりつつある今日この頃です。

こちらは、お客さんに大人気のバジルの株。枝ごと数本切って葉をつけたまま配ることが多いのですが、その芳醇な香りはすっかり夏野菜の定番。ハーブの人気も断然NO.1です。

 

こちらはシシトウ。暖かさと雨が好きで、今の時期はどんどん実を付けます。フライパンで簡単に炒めて塩コショウでもよし、炒めたフライパンにポン酢を注いで簡単な煮びたしのようにしても美味しくいただけます。

シシトウは適期が長い野菜なので秋になって実が赤く色づくと乾燥させて、辛みを抑えた香り豊かな唐辛子として使うのもいいと思います。乾燥したシシトウは辛みこそマイルドながら香りはしっかりありますからペペロンチーノの鷹の爪の代用にピッタリです。

また乾燥したものをミルで引くと粉唐辛子になりますから自家製キムチに相性抜群、唐辛子の香りは好きだけど辛味は苦手という人のお蕎麦やおうどんの薬味にどうぞ/笑

こちらは大葉(青じそ)・・雨の後にはたくさん新葉が出ます。もちろんお刺身やお寿司の飾りに使うのもよいのですが、お薦めは醬油漬け。各人お好みの濃さの酢醤油を作りその中に洗った大葉を漬けてタッパなんかに保存しておきます。

自分のレシピは醤油1(100cc)に対して同量の水(100cc)で割ったものに、適宜酢を入れ、砂糖を小さじ山盛り1杯を加えて一度沸かし、塩味を調整後、ごま油を加え冷やしたタレに漬けて完成。1時間くらい漬けて食べられるようになります。最後にすった白ごまをたっぷり加えるのも美味しいです/笑。

ぜひ炊きたてご飯と一緒にどうぞ!

中玉トマトとシシトウです。

今年は定番の中玉トマトもさることながら長粒種のミニトマトも出来がいいです。シンプルにフレッシュトマトのパスタは美味しいです。

①:トマトはへたを取って適当にざく切りにしておく。少し多めのサラダ油(大匙2杯くらい/可能ならオリーブ油)でつぶしたにんにくを軽くきつね色になるまでじっくり炒める。

②:①の中に切ったトマトを投入。パスタのゆで汁(塩味は1%又はお味噌汁の塩味くらい)をお玉1杯分加えて少し煮たら一旦終了。パスタはゆで上げ1分前に、直接茹でている鍋から②に移し、強火で煮たてながら1分少々かき混ぜながら煮絡めます。

煮詰め過ぎたら再度ゆで汁を足しソースの濃度を調整。アルデンテの内に盛り付け、上に手でちぎったバジルをのせて召し上がれ!

今日はボサノバでも



北郷の家 家具選び2025.07.19

 

本日は着々と完成に近づく性能向上リフォーム「北郷の家」の住まい手さんと一緒に匠工芸さんへ。

運よくセールイベント中でしたのでお値打ち品も多数。いつも丁寧な接客で大人気の桑原社長と一緒に実物を試しつつ家具を選びました。

このブログを書き始めてもう16年にもなるのですが・・良かったなあと思える点は地域の生産者と住まい手さんをつなげられたことです。

例えば・・美しい白樺材の階段やフローリングを供給してくれる瀧澤ベニヤさん、毎回最高のオーダーキッチンを作ってくれるクリナップの石川さん、そして旭川家具の老舗である匠工芸の桑原さんもまさにその中の一人。自分の目指す家づくりって、つくづく地域のモノづくりが詰まったデパートみたいだなと思います/笑。

ソファの特徴や座り心地について説明する桑原社長。
「このソファ、実は座面のクッションが簡単に分解できて洗濯や修理、部分交換も簡単にできます」傷んだところだけ洗ったり修理したりしながら末永く使って欲しいとのこと。まさに簡単にゴミにならず世代を超えて使えることは、自分の目指す家づくりと同じ。

こちらは日本人の腰の位置と座り心地に徹底的にこだわった一脚

美しく曲木され、座と腰の位置関係はまさにピッタリ。繊細なのに堅牢で一生使えます。

こちらは前々から個人的にも興味を持っていたウッドペッカーという椅子。仕事用と安楽椅子の機能が一体化したもので、近年のパソコンを主体としたデスクワークにフォーカスした作り。すごく惹かれます。

こちらは素敵なラウンジチェア。居間の中に椅子という自分の場所を持ちたいという趣向は根強い。窓辺やストーブの炎が見える位置に置きたい。

すごくシンプルなのに座り心地最高なダイニングチェア。

こちらは籐を使った北欧のデザイナーの作品。ベンチにもお昼寝用の寝台にもなるという発想が実にユニーク。

当日は小雨が降ったり止んだりでとても蒸し暑い一日でした。

毎日・・暑いので今日はサルサにします/笑