風が止むのを待って現在は板金屋さんたちが外壁を納めています。「宮ノ丘の家Ⅱ」の壁は傾斜地側から見ると12mを越えるので板金一枚の長さも同じという事になります。途中でつなぐ事も考えましたがやはり一枚ものは格好が良いですよね~(笑)しかしそれは同時にその長さの鉄板を山上の現場に運び込めるのか?という課題をクリアせねばなりません。先日の積雪で道幅が狭まり、トラックの荷台には積めるものの、肝心のトラックが現場までたどり着けない事が判明。I所長、散々悩んだ末に斜面の下から、雪の上に材料を置き人力で橇(そり)よろしく引っ張り上げることを思いつきました。かくして加工済みの板金のパーツは全て崖下から引き上げられ本日の状態まで来ました。板金を屋根以外の各部に用いるのは北海道の伝統ですが冬場はいろいろと苦労します。
既に東側は完了。難関は北側と南側です。
足場の上からだと吸い込まれそうになります。吊子の巾を狭めて鉄板のぼこぼこ感が最小になるようにしています。従来は厚手の防水紙を板金の下地に使いましたが現在は下地が出にくい薄いものを使います。
今日はコルトレーンなんていかが https://www.youtube.com/watch?v=F6bshxncSNw