2023年10月24日火曜日

神楽岡の家Ⅱ 建て方

「神楽岡の家Ⅱ」が10/23,24で建て方概ね完了いたしました。写真は西側から見上げた様子。二階のテラスは空中に跳ね出しています。

テラスから見える景色が素敵な事と雪や雨をあまり気にせずにテラスの下の空間を使うためにこんな構成にしてみました。

こちらが二階の居間からテラス越しに見える西側の眺めです。旭川の市街地は概ね平坦なところが多く高低差のある宅地は少ないのですが、その分少しでも傾斜があるととても眺めがよくなります。
こんな感じでお隣の屋根越しに水平なパノラマが広がります。夕焼けはとてもきれいだと思います。

今日、街を歩いていると聞こえてきたので/笑



 

2023年10月22日日曜日

YKKAPライブストリームフォーラム

 

10/12(木)のライブストリーミングフォーラム。とっても楽しかったです(笑)2025年より義務化される断熱ですが、全国にはこんなにたくさん断熱の応援団がいるなんて、普段は北海道のことしか知らない自分には驚きでした。

Live streaming forum on Thursday, October 12th. It was a lot of fun (lol) Insulation will become compulsory from 2025, and I was surprised to find so many supporters of insulation all over the country, as I only know about Hokkaido.



小阪大魔王さんはすごく司会が上手で自分も含めぐんぐんゲストのみなさんの持ち味を引き出してくれてお話しが、マニアックなことに偏らずにすごいなあと感じました。

Daimaou Kosaka was a very good host and brought out the unique characteristics of all the guests, including myself, and I felt that his stories were amazing without being too maniacal.


ビックリしたのは・・スタッフさんの数と機材。自分的には数名で撮るのかなあ~なんて思いましたけど裏方は大変・・本格的でビックリ致しました。

What surprised me was the number of staff and the equipment. Personally, I thought there would be only a few people filming, but I was surprised at how serious the work behind the scenes was.

今日はParis matchなんていかが
How about a Paris match today?







2023年10月21日土曜日

北7条の家 着工しました

 

「北7条の家」が本日着工しました。担当工務店は紺野建設株式会社さんです。6年前に「帯広の家」を担当していただいた十勝を本社とする工務店さんですが、現在は札幌進出を果たし、久々に札幌でご一緒することとなりました。

紺野建設株式会社HP https://www.konnokensetsu.com/

紺野建設さんは性能向上改修はもとより、長年パッシブシステム研究会にてご活躍された実績がありパッシブ換気についての経験が豊富なこと、自社で400mm断熱にも取り組む等・・超断熱化にも理解が深いことから新築にてご縁があればと思っていたところ、ふとしたきっかけで2年前よりお付き合いが始まり今回のご縁を頂きました。「北7条の家」は年を跨ぐ工事となりますが、安全に気を付けてよい家づくりに取り組みたいと考えています。

この「北7条の家」ですが札幌版次世代住宅基準の最高グレードを目指しており、意外にも「発寒の家Ⅳ」についで当事務所二軒目のプラチナグレード(UA値0.18W/㎡K、BEI:60%以下)となりました。札幌版次世代基準自体が日本一厳しい断熱基準ですから、性能的には国内でまだ数十軒しかない住宅になります。


本日は遣り方が出たのでその確認です。少し敷地内が道路より低いのでその分を勘案したGL設定です。写真のピンクのリボンは砕石杭の位置。通常であればRC杭を使う場合が多いのですが、周囲への配慮(騒音&振動)と将来的に更地に戻した際、撤去義務の不要な砕石杭を選択しました。これから雨が多くなりますが敷地内の水捌け改善にも有効なので基礎工事等の仕事に寄与すると思います。





2023年10月19日木曜日

発寒の家Ⅳ 着工しました

 
基礎は総掘りして1m弱水捌けのよい砂利に置き換えて硬く転圧します。中々の深さにかなりな砂利の量です

札幌版次世代住宅基準プラチナの「発寒の家Ⅳ」が着工しました。道内で最も人口の多い札幌市は、非常に厳しい独自の住宅基準で知られていましたが、今年度より従来の外皮性能に加えて壁面太陽光や蓄電池を実装した新たなバージョンとなりました。

電気代をはじめとするエネルギー価格の高騰が相次ぐ中、従来の蓄電池を持たないZEHではせっかく発電しても買取価格の大幅な下落で魅力は下がりつつあります。その一方、太陽光パネルを小さくしても昼間発電した電気を貯めておけさえすれば必要な時に使えます。

要はZEHの普及により発電の買取価格が下がったことで太陽光発電のトレンドは「売買による差益」から「自家消費」に時代は急速に変わりつつあります。

そこで「発寒の家Ⅳ」でも壁面太陽光と蓄電池を実装し普段は電気代の節約。停電等の災害時には家の機能を最低限維持できるように工夫しました。

スカート断熱工法のおかげで凍結深度(札幌は地表-60cm)を45cmに緩和できます。浅基礎とすることで高価なコンクリート量を節約できるのはありがたいのですが、この砂利の量を見ると工事はかなりたいへん。基礎屋さんに頭が下がります。

敷地周辺は既に建て込んでいるので工事は慎重に進めます。

今日は久々にFive New Oldなんていかがでしょう