本日は小屋組みを取り去って主屋と下屋の梁が露わになった「発寒の家Ⅲ」です。小屋梁は主屋の屋根が3本、下屋が2本兜蟻で掛けてあります。この梁の天端を既存の桁天端+105mmに下げ揃えて、梁全てに補強を行います。その上で梁の腹に梁受け金物を打ち付けて□105の小梁を桁の上に載せ、上から厚物合板で水平な剛床ステージを作ろうと思います。断熱は外張りの屋根断熱とします。既存の小屋組みを解体した際に出た9~12尺の母屋材が多数ありますから捻じれの少ないものを選んで補強や小梁に再利用します。
主屋の小屋梁3本。梁Cは捻じれが大きくクリープが心配なので新しい梁に架け替えます。
こちらが交換予定の梁C・・かなり寝ています。
こちらが下屋の小屋梁2本。母屋は12尺のものもあるので再利用します。
ブロックの煙突は解体します。
1階掃き出し窓の際柱。土台と共に交換です。
久しぶりにバンアパなんていかがでしょう