昨年より取り組んでまいりました「高砂台の家」が無事竣工いたしました。この場をお借りして、関係者のみなさまに心より御礼申し上げます。
現場をご担当いただいた㈱清水組の若きS所長、そして初めてのお付き合いながら最後まで立派に仕上げて頂いた鍛冶川棟梁、クリナップ直需事業部の石川さん、今回はじめてお会いし良い仕事をしていただいた職人のみなさま、そして貴重な挑戦の機会を与えていただいた住まい手のMさんに今は感謝の気持ちで一杯です。
広葉樹が入手しやすい道北地域ならではの広幅のナラ材フローリング。同じくナラでコーディネートしたキッチンと左官&タイル職の住まい手さんコーデの緑色のタイル。
二階の床の高さがほぼ南側前面道路と同じなので視線を避けながら光の入れ方を考えた結果・・ハイサイドライトとしました。一見、南に閉じた表情ですが明るい室内となりました。
家具が入って暮らしの色が見えてくると住まいは益々生き生きしてきます。
釉薬の揺らぎがとてもきれい
照明と家具一体のヘッドボード。真ん中にベッドが入ります。
明るく広々としたUTスペース。手前の三角形のタイルは職人さんでもある住まい手さんも初めての体験とのこと。
最大スパン3間の唐松集成材の登り梁。まだ湿気が高いのでパッシブ換気の排気口は全開です。左官仕上げの内装の場合は2カ月ほどで湿度が下がり安定します。
鏝ムラを残した室内の珪藻土。写真を撮っていても圧倒的に柔らかい雰囲気に、あらためて大好きになりました。
こういうところもマメに鏝を入れてピシッとね!
今日は大好きなケツメイシなんていかが(笑)