先進的な外断熱工法を開発する地元企業㈱テスクと公社)日本建築家協会北海道支部が共催する環境系設計コンペ、「JIA.テスクチャレンジ設計コンペ」も今年で10周年。数年前から参加資格を国内全てに拡大し、寒冷な北海道の敷地を想定した様々な環境建築の提案が全国の大学、高専、専門学校から多数寄せられるようになりました。
今年は参加者も多く、神戸、大阪、名古屋、東京、また北海道内も合わせて全80作品が集まりました。
特に二次、三次審査では普段ほぼ想定外の北国の審査員特有の突っ込みに一生懸命に答えようとする姿が見られたり、道外参加にもかかわらず模型まで持ち込んでスクリーンと合わせて意図を伝えようと奮闘する姿には、道内勢も大きな刺激を受けた様子でした。厳しい審査を勝ち抜いた入賞者のみなさんおめでとう!みんなかっこよかったデス!また残念ながら選外となったみなさんもぜひ来年のチャレンジをお待ちしています。
無事白熱した審査も終わり、参加者全員に労いと感謝を伝える遠藤支部長。
近年増加する道外からの参加者たちにとって自校以外の先生からの講評や励ましは貴重な体験。コンペ終了後の意見交換会は今年から導入され多くの参加者にたいへん好評でした。写真は審査委員長の魚住先生と談笑する東京理科大チーム。