ラベル チーム南幌 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル チーム南幌 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年11月6日金曜日

街並みと住民の意識

 

先日、ヴィレッジ(みどり野きた住まいるヴィレッジ)の住民による街並みのワークショップがあるので~とご案内を頂いたので南幌まで行ってきた。その様子がこれ、ほとんどの住民が集まり将来のまちづくりや新たなルールの必要性について楽しく話し合っている。もちろん子供たちも参加OKの大らかさは北海道スタイル(笑)

最後に設計に参加した建築家の一人として感想を求められ・・「自分も地元でPTA会長を5年間仰せつかり・・各町内会さんとも子供と保護者を通して、密接に連携させていただきましたが・・自らのまちを想って全員集合するようなコミュニティーは未だ経験がございません。ささやかながら、ヴィレッジに関わらせていただいた一人として幸せです。」と述べた。ヴィレッジが出来るまで全く想像もしなかったことだった。

ヴィレッジは田舎らしいゆったりした暮らしに価値を置く視点で計画されている。一区画おきに間を空けて建設されるルールもそこから来ている。

こんな風に建て込み過ぎない街並みを守るために住民自らが意識を高め街並みを守るコミュニティーが出来つつある。

秋の日に聞きながら散歩したくなります。アバロンジャズバンド




”資金調達”とみどり野きた住まいるヴィレッジ

 

仮に土地が安くなったにせよ・・上物は地元の建築家&工務店と来れば簡単にお安くお値打ちに~!とは中々行かない。そこで登場するのがヴィレッジにおいて資金調達の可能性を担保する工夫だった。「北方型住宅2020」の性能基準はざっくり言えば現行の「長期優良住宅」に「BELSの★★★★★」と「1.2地域HEAT20のG1のUA値」を組み合わせたものだ。これらをまとめて「地域型住宅グリーン化事業」の提案として登録工務店の所属団体である「北海道ビルダーズ協会」が行うことにした。その結果ヴィレッジ内で「北方型住宅2020基準」を満たせば半ば自動的に110~140万円の補助が付くように制度設計している。
もちろん地元金融機関による北方型住宅専用ローンの開発、フラット35SA金利への対応等を想定し、複雑化する届け出に対しては作り手が混乱しないように「北海道建築指導センター」による北方型住宅セミナーにも力を入れている。意外なことだが移住者に対する南幌町独自の補助は町単費の予算であるために、こうした各種の補助を複数、抱き合わせで使えることも作り手と住まい手にとって大きなメリットとなっている。良いものを得るにはお金が掛かる。しかしそれがどうしても必要だとしたら、この不況の中、資金力に限界のある若い世代にこそそうした住まいを建てて欲しいと思うなら・・最低限の錬金術は絶対に必要な仕組みである。そのためには行政官と地域の金融機関、住宅金融支援機構との連携が欠かせない。立派な基準を作ったはいいが、仮にそれを守っても全く報われることなく、若い世代に高額なローンがのしかかるだけでは、誰もやりたくないよね(笑)。

アバロンジャズバンドなんていかがでしょう







南幌みどり野きた住まいるヴィレッジ 秋の一日

 
この写真は武部建設の武部社長にお借りしたもの。ヴィレッジに住む子供と親たちが落ち葉の清掃をしながら、焚火を楽しむ様子。もちろんお楽しみは焼き芋ですよね~(笑) ところで今の住宅街で焚火が気兼ねなくできるところってあるだろうか?休みの日に短い秋を、子供も大人も精一杯屋外で楽しむ日常が普通だろうか?ここから先は余談だけど・・最近こんな風に南幌が注目されるにつけ・・なんで南幌ばっかり?とか、土地がタダなら何でもできる?風な意見もちらほら地元で耳にする。聞いてみれば単なるやっかみだったり、ひがみだったり大抵は誠に人間臭い感情が原因のようだ。(笑)ただこの「土地が安いから」という指摘に関しては、別の観点で見れば本人の想いとは裏腹に核心をついてもいる。

30代前半で年収が500万円台。調達できる住宅ローンは年収×6倍で概ね3000万円。また人にもよるが自己資金(貯金)が約300万円、両親からの応援が100万円づつ・・合計3000~3500万円程度というのが札幌圏ではかなり多いパターン。そんな中で移住者に手厚く住まいの資金を補助する南幌町の政策はざっくり言えばこの予算規模の家づくりにおいて消費税を約7%減税するに等しい効果を持っている。ご存知現在の消費税率は10%。予算を3000万円使おうとするなら税分も合わせて3300万円必要になる。一方、消費税3%なら必要な分は僅か90万円。差額は210万円。町の移住者補助とほぼ同額となる。もちろん一定の条件はあるものの町外移住者に対する200万円の町の助成はデフレ期に相応しい強制的な建設物価の引き下げに相当し、その正しさがヴィレッジにおける好調な人口増加に寄与しているように見える。言われて見れば当然だが、景気の悪い時こそ減税し家計の負担を和らげるからこそ消費(暮らし)は維持できる。そんな理由で「土地が安いから出来るんだよ!」はまさにその通り!言い換えるなら、デフレの今だからこそ土地を安くする南幌町は正しい施策を行う自治体という事に他ならない。最高の誉め言葉だと思う。(笑)


コロナは多くの人にとって多大な災禍となった。その反面、テレワークの導入等により今までは仕事場と通勤に縛られてきた、私たちの仕事と家に対する概念を大きく変えもした。

出口の見えないデフレ不況とコロナ禍の中でヴィレッジの暮らしの一コマはとても幸せそうに見えた。

今日はYESなんていかがでしょう。冬がきますね~(笑)



2020年4月11日土曜日

「南幌まちなかの家」が町のHPになりました


「南幌まちなかの家」が町HPのトップになりました。
南幌町HP http://www.town.nanporo.hokkaido.jp/

都心以外の暮らしの豊かさを求めて、最近は東京や札幌からも南幌町に移住する人が増えています。数年前までは年間に2区画売れるかどうかだったみどり野地区も、今やたくさんの若い世代が住まいを求める人気の住宅街となりました。

町独自の手厚い移住者施策の充実や札幌とは比べ物にならない除雪環境の良さ、医療も子育ても都会ではおなじみの「待機」がほとんど不要な環境は今の時代大きな魅力です。

また全国から集まった、みどり野住宅街の移住者の間には良好なコミュニティー意識が育ちつつあるのも特徴。田舎でありながら閉鎖的な意識を感じないところも移住者にとっては人気なのでしょう。

これからは暖かな日が少しづつ増えますが、ぜひ屋外で地元名物の南幌ジンギスカンを楽しんでほしいと思います。「南幌っていいなあ~」

いつも南幌を走るとこんな感じ!今日はブルースホーンズビーなんていかが


2019年9月9日月曜日

大人気「南幌町みどり野きた住まいるヴィレッジ」第二期開始

南幌町みどり野きた住まいるヴィレッジの第二期分譲が始まります。

https://www.replan.ne.jp/articles/11941/?fbclid=IwAR0kvA1EiDzQkis_oljzY9-zG_JFo5Z5kOjKYIgDgj5vCSD8sEhthJ_IxL0

詳しくは上のリンクを貼っておくのでぜひご覧ください。
ここではこのプロジェクトの特徴をダイジェストでお伝えします。

1:地域工務店と地域の建築家の協働による家づくりです!
性能とデザインを両立した住まいが手に入ります。

2:価格に関わらずヴィレッジには性能基準があります。(詳しくはリンク参照)「うちは予算がないから断熱なんて最低にしかならないんだろうな~」という心配は無用。ヴィレッジには独自の性能基準があってそれを下回る性能の家を建てることはできません。

3:きた住まいるメンバーが設計と施工を行います。
設計を担当する建築家も工務店も「きた住まいるメンバー」です。この「きた住まいるメンバー、建築家なら建築士、工務店なら建設業の許可と言った最低限必要な資格や登録はもちろんのこと、BIS(ビルディング インシュレーション スペシャリスト/断熱技術者)と呼ばれる断熱・気密・計画換気・計画暖房に関する専門資格と国が義務付けた住宅省エネ技術講習会の受講者がメンバーとなります。

きた住まいるメンバーとは?  https://www.kita-smile.jp/member

BISとは?          http://hobea.or.jp/bis/

住宅省エネルギー技術講習会  http://www.do-ba.net/info/wp-content/uploads/2018/10/8e6884c6783cc5aaeb2fef90294c0e3c.pdf


4:住宅取得に当たってはさまざまな優遇施策が用意されています。
正直言って、札幌の郊外の住宅地を探しているのなら、手厚い補助と移住に前向きな南幌町をお薦めします。安価な土地価格や購入に関わる様々なインセンティブ、住まうまちとしてのインフラの充実度は非常に恵まれています。
支援制度の紹介 https://www.kita-smile.jp/kitasmilevillage







2019年8月25日日曜日

まちの魅力

今日は久しぶりに南幌町へ。第二期工事が始まりアーキシップ&アルチザン組の6軒目がもう完成間近・・・早く足場がなくなると街並みがもっときれいに見えますね~(笑)

さてヴィレッジ内を歩いていて気付いたことがあります。みなさんご存知、上の写真は地元建築家と地域工務店が協働して作った「みどり野きた住まいるヴィレッジ」

ゆったり田舎暮らしを満喫するために街区はひとつおきに販売するから、当然ながら家は千鳥に建って行く。なのでこんな風にゆったりと奥行きのある景観が出来上がる。

それに対して・・・道一本挟んだ隣りの街区は通常通り敷地販売は早い者勝ち、そこに本州大手の友友林業や三条工務店、二サワホームなんかが家を建てている。


そっちの街区はこんな感じ・・・本当に回れ右するとヴィレッジが・・・元に戻るとこの街並みが同じ住宅街に存在している。

ヴィレッジ建設に参加してみて学んだことは、4~5棟の明快な方向性を持った建設が始まるとそれにつられるように周囲の敷地も売れ出す。しかし建設が野放しだと、同じ素晴らしいロケーションもぜんぜん生かせないし出来上がる街並みも全く異なるものになってしまい易いということだろうか。

従来は家を本州メーカーに任せるのか?はたまた地元の作り手に任せるのか?は主にお金が地域に落ちるか否か?とか地元の仕事がなくならないか?みたいなことで論じられてきた。

でもこうしたヴィレッジと隣接街区の違いを見ていると、大手か?地元か?ということよりも・・街並みという視点で本当の住まいの価値を考え直してみたいと感じた。

今日はJoyce Jonathanなんていかが・・・ヨーロッパの香りがします。




2018年10月12日金曜日

パッシブ換気 動き始めました

みなさん!北海道は秋の深まりとともにかなり涼しくなってきました。内外温度差が大きくなり徐々に冬の風向きに変わり始めるとパッシブ換気のシーズンが始まります。
 
ご存知、パッシブ換気は建物の「断熱&気密性が暮らしにとって欠かせない計画的な換気動力を生み出す」という北海道産の住まいテクノロジー。その換気の源泉となる動力は内外温度差という名の自然エネルギーだから、極端な話、無断熱な建物は室内と屋外の温度差が開かないし、断熱しても気密のよくない建物は隙間風でこれもアウト。
 
要は質の良い断熱建物にだけもれなく付いて来るボーナスみたいな現象を応用したものなんです。
 
意外に知られていないけど建物を断熱&気密化して行くと自ら換気動力を発揮するようになります。そのポテンシャルを最大限引き出すのが設計者の計画的手腕というわけ。
 
実は、そんな訳で内外の温度差が均衡する夏場は停止してしまうのもパッシブ換気の特徴。なので内外温度差が開き始める秋まで待って確認を行います。
 
北海道で断熱気密建物の特性として”自己換気能力”に着目した研究が始まったのが約40年前。現在では計画法がマニュアル化され、必要な時に自ら起動する換気、とかく換気扇のスイッチを止めがちな住まい手さんでも止められない自然計画換気として今ではたくさんの住まいに使われています。
 
機械による計画換気しか知らなかった頃は、たまの点検で訪問すると多くの住まい手さんが換気扇のスイッチを切ってしまっていたり、フィルターを交換せずに目詰まりしていたりとなかなか苦労しました。でも今ではパッシブ換気を機械換気と併用するようになって、必要な時には自ら動き出すので本当に楽になりました。
 
断熱気密建物にとって計画換気は欠かせませんが、そうした建物にとっくに慣れっこのはずの北海道の住まい手でも機械のみだとなかなか正しく使ってくれません。そんな実情に合った解決策としてとても重宝しているのがパッシブ換気なのです。
 
さて、本日は「南幌まちなかの家」にてパッシブ換気の作動を確認しに来ました。
 
上の動画はロフトの排気口がしっかり排気動力を生じているか?確認してみます。
 
実際に排気量を計測します。「南幌まちなかの家」にはこの排気口が二か所ありますから概ね80~120m3/h程度の換気量を生み出していることになります。
 
まじ~パッシブ換気できるようになりて~!という人は下記のHPを参考にいかが?
 
パッシブシステム研究会 http://pv-system.jp/
 
今日は大人っぽくbohemian voodooなんていかが
 
 

2018年9月26日水曜日

みどり野きた住まいるヴィレッジ見学会のご案内

9月から始まりました、「南幌まちなかの家」のオーナー募集。平日も含めて多くのみなさんにご来場いただきまして心より御礼申し上げます。

みどり野きた住まいるヴィレッジでは販売強化月間として10月には魅力的なイベントが盛りだくさん!ぜひみなさんお越しくださいね~!(笑)

そんな訳で、10月19日(金)の見学会のご案内です。もちろん当日は全棟、設計者と施工者が出席、南幌町のビューロー(会議室)をお借りして、5棟の魅力を事前にスライドにて解説。

その後は徒歩5分のヴィレッジに移動し2時間じっくり見学タイム。もちろん販売価格をはじめ各種住宅ローン相談や充実した南幌町の補助制度の紹介もありますので、ご購入を検討しているみなさまにとっては嬉しい内容となっています。

お申し込みは下記JIA北海道支部まで。

公社)日本建築家協会北海道支部HP http://www.jia-hok.org/ 



2018年8月24日金曜日

南幌まちなかの家とは? その1




北海道が地域で頑張る”住いの作り手” を 発信する仕組「きた住いる」
地域が認める”住いの作り手”となるべく実績を積み、登録されるのが「きた住いるメンバー」と呼ばれるつくり手たちです。
きた住いるHP https://www.kita-smile.jp/
 
サイトをご覧頂いた方は既にご存知ですよね、厳しい自然の中で長年家づくりに取り組んできた北海道の作り手たち。冬暖かく夏涼しい断熱住宅は今や地域の大切な産業であり特産品、意外にも住いをしっかり断熱気密できるのってまだまだ北海道以外では珍しいことなんです。まして性能に加えてデザインも、となるとかなりハードルが上がります。

また”きた住まいる”では真剣に家づくりに取り組む人に向けて、一目で住まいの耐震性や性能、各種認定の有無が分かる「ラベリングシート」の機能が加わりました。
                            

 
そんな”きた住いる”に登録する建築家5名と工務店5社がペアを組んでこれからの南幌の暮らしを提案すべく作ったのが「みどり野きた住いるビレッジ」の建売モデルハウス。5棟が今年の10月末まで見学できますのでぜひ一度現地をご覧下さい。
南幌みどり野きた住いるビレッジHP https://www.kita-smile.jp/kitasmilevillage
 
実は当事務所もきた住いるメンバーなんです。
きた住いるメンバーとは? https://www.kita-smile.jp/member
ぜひ、メンバーを色々と検索してみて下さい。
 
さてさて第一回目は、地元の工務店さんである㈱アシスト企画さんとタッグを組んで設計した「南幌まちなかの家」を数回に分けて・・まるっと・・ご紹介させていただきます。
 
実は当事務所”初”の建売プロジェクト。もちろん建売ですので誰でも買えます。子育て真っ最中のお父さん、お母さんに、はたまた新千歳空港からほど近い札幌近郊にセカンドハウスをとお考えの方々のために設計しました。まず第一回目は敷地からです。
 
ぜひグーグル検索で”南幌町”→”地図”の順に検索して下さい。
既に「みどり野きた住いるビレッジ」が登録されています。
 
敷地は南向きで前面には南幌中央公園が広がっています。子供たちが毎日元気に通う南幌小学校も公園に隣接して見えるロケーション。そればかりか南東には通学路である緑道が見渡せ北東側にはビレッジの全景が広がり、子供室のロフトに上がれば遠く夕張山地が望めます。
 
下に建物の配置や間取り図を載せましたのでぜひ参考にしてください。
 
昨年、最初に敷地に立って感じたことは・・なーんか長閑だなあ~ということ。(笑)あまりに月並みで笑っちゃいますけど・・次に「自分ももう少し若かったらここで仕事しながら子育てもわるくないなと思いました。
 
敷地は約100坪弱、前面道路から敷地を見て時計回りに37°方向が北になります。ざっくりした太陽の動きを説明しますと・・・
 

真冬は敷地正面の中央公園に美しい夕日が沈み(居間の窓から眺められます)
 
3月に入るとかなり日が高くなって来ますが、まだ二階の居間から夕日が眺められます。もちろんきれいな夕日になるまでは明るく眩しく・・時には暑いのが日の光、南西向きのこの窓には日射を調整する機能が複数必要になります。
 

 
夏と冬で向きが180°変わる南幌の風向も設計する上で要点となりました。1年を通して最も風上になることが少ない北東側(画面の上方向)にパッシブ換気の排気口やナイトパージ(夜間外気冷房)の窓を設けました。

 
 
 
西日対策とともに、前面道路を歩く人の視線が室内に入り込み難いように、二階居間のテラスには縦格子を設けます。都市部に比べて視線的制約が穏やかな田舎は、窓を大きくすると気持ちがいい反面、外からの視線をある程度抑えないと、住まい手の多くがカーテンを閉めてしまいがちです。結局都会とあまり変わらなくなってしまって残念なので、住まい手のプライバシーを守りながらカーテンのない暮らしを楽しんでほしいと考えました。
                              
                              

 
もう一つは夜間、敷地の周囲がまだ暗い(建て込んでいないため)ので建物自身を美しく発光させて夜の街並みに参加したいと考えました。

 
特徴的な屋根の形は、無落雪を目的とするものです。北国の子なら誰でも、冬場の軒下には近付かないように厳しく言われて育ちますよね。昔は一時期、危険であっても、積極的に落雪させることで建物の負担を除くと考えられて屋根は落雪型が当たり前でした。
 
しかし最近は三角屋根であっても屋根鋼板の進化で無落雪型の屋根が簡単にできるようになり、屋根の雪は載せておいて触らないことが住まいの常識になっています。
 
 

                               
もちろん積雪荷重(雪の重量)をはじめ建物の構造設計に関しては一般的な木造に多い簡易的な壁量計算ではなく、構造計算(許容応力度計算)を行って長期優良住宅の定める耐震等級2を満たしています。

 
「南幌まちなかの家」では従来の鋼板よりも耐久性と防水性に優れた、塩ビ系シートを用いることで、外観は無落雪、室内から見るとLDKを吹き抜けに、子供室を2階建てに拡大するべく特徴的なバタフライ型の屋根としました。
 
◆お知らせ
 
お待たせしました、「南幌まちなかの家」では9月よりオーナー募集を開始いたします。南幌暮らしを楽しむ家として、またお得感満載のモデルハウス案件として、みなさまのお問い合わせをお待ちしています。
         
お問い合わせ先
●価格&販売について ㈱アシスト企画    TEL:011-764-5150 担当:柳ゆかり 
 
●間取り・仕様・その他  山本亜耕建築設計事務所  TEL:011-671-8600

2018年8月7日火曜日

南幌時間



中央公園のジャンボ滑り台より”みどり野きた住いる”ビレッジを望む。遠くには夕張山地の連なり。緑豊かな素敵なまち・・今日も南幌時間が流れています。
 
 
 
 今日は久石譲なんていかがでしょう

2018年7月1日日曜日

高湿度環境な今日この頃 南幌

最近、北海道はずっとぐずついた天気・・・雨が多いですね~。冬の間に工事を行い、6月の頭に次々にオープンしたみどり野きた住いるビレッジ。現在では北大のK研究室の測定器が全棟に取り付けられ既に計測が開始されています。
 
私とアシスト企画さんで担当した「南幌まちなかの家」もそろそろ床下には注意が必要とのことで約2週間に渡り床下を予熱しながら基礎コンクリートの乾燥を進めてきました。本日はその裏を採りに来たというわけです。床下の温度:24.6℃、相対湿度:76.5%、天気:雨、絶対湿度は14.79g/Kgです。

それに対して床下が結露する温度(露点温度)が20.2℃。ひとまずは安心でした。
 
要は初夏に完成し、床下の暖房が使われるのはまだ約半年も先。といった今回のような現場は気を許すとダンプネス(高湿度環境)が深刻な被害をもたらす場合があります。一番分りやすいのが床下の結露を見逃した(放置)したことによるカビの発生。大概は暖房の入る冬が近付くと匂いで気付く場合が多く、不審に思った住い手が懐中電灯片手に床下にもぐって発覚する場合が多いです。最近はすっかり梅雨の季節のある北海道・・・夏場も適宜床下を余熱して安心にお過ごし下さい。 
床下には照明が設置されいつでも住い手さんが点検出来るように考えてあります。

冬が近付くと基礎の隅角部から露点になり易くなりますから温水配管はそうした弱点をカバーできる位置に設置しています。
 
 

2018年4月23日月曜日

南幌まちなかの家 板金工事

そろそろ外壁の板貼りが始まる頃合、大屋根はシート防水ですが、小庇や見切り、水切りなんかは板金工事で納めてゆきます。写真はレンジフードの排気と庇が競るので庇の上を抜いた部分です。ここに上下開放型のセルフードを取り付けて軒天が湿気でいかれないようにします。 

上部から見ると同時給排のために管が二本見えます。
 
 
こちらはデッキを敷く梁の天端。必ず板金の笠木を被せておきます。

こちらは唐松材をウッドトリートメントで仕上げたもの。グリーン材を用いて安価に行きます。

小屋根の端部、薄い野地板を板金で包んで破風を省略します。

横から見るとこんな感じ。
 
今日はWorld Orderなんていかが

2018年3月31日土曜日

南幌まちなかの家 断熱工事

雪が融けるとともに、強い風の吹く南幌の春が来ました。現場では屋根のシート防水が完了し、特徴的なバタフライ屋根がはっきりと分るようになりました。
 
こちらがシート防水の終った屋根。雪止めを等間隔に入れて雪が滑り全て谷部に集中しないように考えてあります。シート防水は優れた屋根ですが表面は滑りやすいので勾配を用いる場合は適宜雪止めを設置します。谷部に集まった雨水は水平部の軒先から樋で受けて地盤面へ、都市の下水インフラに負担を掛けずに自分の屋根の雨水は敷地内で浸透処理します。従来のM型スノーレーンのように屋根を破って縦樋を床下まで落とすことはしません。極力トラブルを抑え、正常進化させたM型屋根を目指します。
 
余談ですが、現在、一般的に広く普及しているM型スノーレーンは1961年に札幌在住の建築設計士である前田敏男により考案されたのが最初とのことです。当時からいかに雪を落とさず屋根に留めるか、に苦心した様子が感じられます。

大判のタイベックを屋根に隙間なく貼り、その上から通気層を兼用する垂木を置いている様子。お隣の山之内さんのブロック造外断熱の住宅の屋根です。屋根のタイベックはそのまま壁と連続しますから、たとえ屋根の通気層に雨水が侵入したとしても屋根のタイベック表面を流れ壁を伝い腰水切りから地面に排水される仕掛けです。このようにタイベックで一端、防水&透湿を完結させた上に通気層+仕上げ(屋根なら防水)を順序よく重ねて行く方法は北海道独自のものです。室内側から1:「構造レイヤー」、2:「断熱レイヤー」、3:「通気&仕上レイヤー」の順で考えます。たとえば持ち送り梁のようにタイベックを破って上部の垂木を支持するような構造は最近では珍しくなりました。

広幅の0.2mmの厚手ビニルで室内側を防湿します。

ビニルの重ね巾は本州で一般的な30mmではなく北海道では100mm以上。これにテープを用いて更に気密を上げてゆきます。
 
今日はWORLD ORDERなんていかが


2018年3月14日水曜日

南幌まちなかの家 悩ましい春・・

ここ一週間で急速に春めいてきた北海道。二週間前には「朝は-12℃で~」なんて言っていたのが嘘のようです。本日は外気温3℃。雪はどんどん溶け道路は実に走りやすくなったのはいいんですが・・・
 
写真は私たち「アシスト&山本組」の足場附近の地面。ここ数日の雨と暖気で雪が融け土がぬかるみ常態。このままでは室内もどんどん汚れてしまいます。
 
もうこうなると厳しい。長靴の底に泥がついて歩きにくくてたいへん。
 
こちらは道路との間に砕石を敷きこんだキクザワ&Saデザインさんの現場。さすが~(笑)それでもK棟梁自ら真剣に道路掃除。ほんとうに頭が下がります。
 
こちらは足場の下に養生シートを敷き込んだアトリエモモ&武部建設さんの現場。それでも建物と道路の間はシートがないので棟梁曰く、明日シートを建物と道路の間に敷きこむんだとか。寒さが緩んで日が長くなり、春の訪れに少しワクワクしつつも、ドロドロの現場を笑われぬよう、私たちも対策を急ぎたいと思います。
 
気持ちの良い「みどり野きた住いるビレッジ」の夕暮れ。
今日はElise Trouwなんていかが

2018年3月10日土曜日

南幌まちなかの家 サッシ取り付け

サッシの取り付けに先立って開口周囲にシールを先打ちする。YKK430のツバの巾は28mm。シールの上にツバを被せ、ビスで固定する。こうすることで一次防水と気密を両立する。日本式のツバ納め型のサッシ取り付けにはとても重要な工程です。
 
シールをサッシのツバで押し潰す要領でサッシを取り付け専用のステンビスで固定する。
 

二階のサッシのFIXはトリプルガラスでガラスの重量が100kgオーバー。

それでもガラス屋さんは慣れたもので楽々と取り付け終了。

4mmガラス×3層に16mmのアルゴンガス層×2で合計44mm厚。ηは0.33。ガラスは暗くなり過ぎないようにクリア色としました。

ガラスの色がクリアだとそんなに色も気にならない。

組み上げ途中のサッシ。6台を合体させて美しい夕焼けを眺めるための大きな開口を作ります。
 
 
完成した時にはちょうど夕焼けが・・・・・
 
今日はバンドメイドなんていかが