2024年8月8日木曜日

南幌みどり野0カーボンヴィレッジ2024.08.08


本日は紺野建設にて南幌0カーボンヴィレッジの打ち合わせ。木構造の専門家であるH先生の積雪荷重による変形解析。小屋組みトラスのどこにどんな応力が働いてどんな風にモデルが変形を起こすのかじっくり共有させていただきました。

やはり正三角形は一番力学的には強い・・しかし下弦材が実質の天井高を決めてしまうからそれは上に押しやりたい。その途端、下弦材より下の斜材には本来トラスには生じないはずの曲げ力が発生してしまう。少しでも軽くスレンダーにしたいトラスなのに曲げ応力が支配的になればより大きな部材になってしまう。かといってトラスの潰れを無視すれば、それを支える外壁に面外の水平力が働いて二階の外壁を外側に倒してしまう。

H先生曰く:「屋根に雪が積もると毎年15mmも壁が外に倒れる家はさすがに気持ち悪いだろう?/笑」・・そんなやり取りが続き、付加断熱の厚みを使ってトラスの乗る壁が外に開かないように耐風梁?桁?計算して見ようという話に。久々の構造の講義で頭パンパンになりました/笑。


今日はHSCC、ノリノリで・・