2025年5月14日水曜日

南幌まちなかの家Ⅳ 2025.05.14

家の周りは水捌けのよい火山灰で埋め戻しました。

ポーチまでコンクリート打設が完了した「南幌まちなかの家Ⅳ」です。浅基礎にしたとはいえ、1階床下の土間レベルはGLより下がるので基礎の横貫通部分の止水を確認しました。合わせて、ガス管(きた住まいるヴィレッジ内は埋設型プロパンで準都市ガス的なインフラ)、給水メーター位置、屋外散水栓、排水点検口、電力の地中埋設CD管、屋内水抜き栓等を確認。基礎の天端はセルフレベラーモルタルを流した後、レーザー水平器で高さを揃え研ぎ出して平滑にして頂きました。

基礎の側面貫通部分は止水処理を確認

ガス管の立ち上げ部分を確認


基礎の天端は水平がしっかり出るように研磨してあります。

今日はHSCCでマイケルなんていかがでしょう







 


北郷の家 2025.05.14

性能向上改修工事「北郷の家」の現場では外壁の耐力面材(OSBパネル)が貼られその外側の防湿層(黄色のシート)を屋根と連続させました。ええ~っ・・壁の防湿シートは室内側じゃないの~という人はぜひBISの勉強をしてくださいね/笑。性能向上改修の場合、スケルトンにするといっても先張りシートなしの建て方状態からのスタート。当然ながら室内側の防湿シートにこだわると貼りにくいわ、気密は出難いわと・・非合理的です。



そこで付加断熱の熱抵抗値を充填断熱の2倍以上としてOSBパネルが冷えないようにすれば壁内結露はもうしません・・その結果、防湿シートは耐力面材の上に貼るのが簡単で楽と同時に新築と変わらない気密性能が期待できるようになります。室内側にシートがなくなれば外壁側の配線も楽ですし、気密コンセントBOXも不要となります。屋根の防湿ラインと壁も楽に連続させられますし、それは防水透湿シートも同じです。

床下に潜れば、鋼製束で補強された床梁、基礎断熱化で不要となった床下換気口は内外からしっかり塞ぎました。

不要となった床下換気口。外側の様子

室内側の様子

今日はマーティー&アステリズム・・すごい!