2013年7月10日水曜日

屯田の家 骨組みのディテール(細部)

写真は完成時にあえて梁と根太を見せる部分。天井の仕上げを省き高さを確保すると共に、構造材を血色の良いカラマツ材に変えて、家人が天井を見上げたときに緻密な天井組みに思わず「ニヤリ!」とするように考えています。プレカットの発達で手刻み(大工が自ら手で加工する事)の時代に比べて加工手間がずいぶんと軽減されました。それを逆手に取って、不要な材料を圧縮しつつ美しく骨組みを顕わすデザインを最近はいろいろと考えます。全部真っ白に覆ってしまう方法もなくはありませんが建物の骨格とも言うべき軸組みをインテリアに生かすデザインのスタイルが最近は気に入っています。

中央の梁を挟んで右が梁、根太共に顕わす高天井部分。左側が天井を設ける部分。

こちらは「春光BASE」の根太天井。根太の間隔や寸法が微妙に異なる。

今日はMayJ。そう歌は上手いよね~最高!「GARDEN」なんていかが?

いや!自分はシュガーソウル+KJしか認めないっす!というこだわ派はこちら。