自己紹介

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札幌市, 北海道, Japan
はじめまして。 北海道、札幌市で設計事務所をしています。 暮らしに最も近いものづくり「建築設計」 地域色豊かで環境的、使いやすくて長持。 そんな暮らしのデザインが大好きです。 社会の悩みを建築デザインのテーマにすると面白い! そんなことを考えながら今日もスケッチしています。建築(暮らし)のお話しあれやこれ... どうぞお楽しみ下さい。

2015年3月9日月曜日

20150326日独シンポのご案内

みなさまご案内です。実は「日独国際シンポジュウム」に参加させていただきます。
ぜひご参加下さい。


採暖の心地良さ

 



 
最近随分と日が長くなって、春を感じるようになりました。以前のブログで「暖房」と「採暖」の違いに触れました。家づくりに「断熱」と「セントラルヒーティング」が定着している北海道では暖房といえば家全体を暖めることを指す場合がほとんどですが、全国的には家の一部や使う部屋だけを暖めることを曖昧に「だんぼう」と呼んでいます。前者は確かに暖房ですが後者は採暖(さいだん)と言って区別します。「なーるほど、家全体に暖房器具を装備している北海道に対してそうではない!ってことね」なんて早合点は禁物。実は「暖房」の意味は家全体を経済的に暖められる環境のことを指していて、設備の大きさやヒーターの台数は関係ありません。むしろたった1台の暖房器具で家全体から寒さを除くことができればそれはとても上等な暖房といえるでしょう。一方で「採暖」とは寒さの中で暖かさを感じること。まさしく焚き火や囲炉裏に手をかざし暖を採ることを指します。
 
もうお分かりのように実は暖房の主役は「断熱」であり、結果として暖房器具はどんどん控えめにできます。反対に「採暖」の主役は「熱源」(器具の立派さ)に頼らざるを得ない。となるのです。
これからの断熱は、暖房器具がうんと小さくなるくらいの水準まで行ってはじめて価値があります。
 
さて上の写真は日当たりのよい階段の踊り場でお昼寝中のわが家の猫、レイ君。猫って気持ちのよい場所を見つける達人です。日陰はまだまだ薄ら寒くともぽかぽかとした光の中でまどろむ気持ちのよさが伝わってきます。実はさっきまで散々悪口を言いましたが、採暖って快感なんです。もちろん毎日がこんな風に穏やかな日とは限りませんから、家づくりに十分な断熱は欠かせませんが、春を感じる今日この頃は少しだけ窓を開けて、春風が運んでくる土の香りを感じながらまどろむのは最高に気持ちのよい体験です。
もちろん私のクライアントさんはもう体験済みかもしれません。(笑)
 
今日は星野 源くんなんていかが