2019年11月28日木曜日

常盤の家 地盤調査

本日は「常盤の家」の地盤調査です。想えば2009年の「銭函の家」から数えて35棟目になる300mm断熱の家。

2020年は「常盤の家」からスタートです。

札幌市は朝方から厳しく冷え込み外気温は-6℃。調査中の9:00過ぎでも-3℃より上がることはなく。

当然ながら地盤はカチカチに凍り付いて調査機器を運ぶのもたいへん。 
地盤は表土こそ柔らかいものの概ね良好でした。春一番の着工に向けて地盤データーを睨みながらこれから構造図を作成して行きます。

9:00過ぎの日向でもこんな感じです。ところでみなさんは冬は外気が乾燥するのをご存知ですよね?

それなのに湿度が55%もあるなんて意外だと思いませんか?実は私たちの周りに溢れる空気という気体はその温度によって吸収できる水蒸気の量がぜんぜん変わる性質を持っています。

要は外気温が約-3℃だとほとんど水蒸気なんて吸収できなくなります。簡単に言えば気温が低くなれば吸収率が低下し反対に高くなれば上昇するのが空気の特徴。

なので一番下の絶対湿度という指標を用いるとよく分かります。1.71g/Kgとは空気1Kg当たり1.71gしか水蒸気がない状態を示しています。

ちなみに冬場の水蒸気量は北海道の場合、概ね夏場の1/8~1/10くらいです。もっと暑い本州に行くと20g/Kgなんていう日もあります。

今日はKIRINJIなんていかがでしょう。