西岡の家の内装工事も5日からの内覧会に向けて追い込みです。極限までローコストを追求しつつも職人たちの手の跡が残る建築をつくりたい。いつもそう思います。合言葉は「建築地産地消」みなさん頑張ってください!内覧会のご案内
http://ako-re.blogspot.com/2009_10_24_archive.html
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壁のジョイントボードにパテ処理をしている様子。秋晴れと紅葉の中作業は進みます。
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手摺子の脚部のディテール(細部)鉄はよく磨き上げられているか?でも角は十分に研磨されて鋭すぎないか、必ずFBフラットバー(鋼鉄製薄板)の場合、塗装前に設計者は触ります。握りやすさなら木部を握り棒としますが、吹抜けに重たい影響を与えないように今回は最小断面のFBを用いて手摺を作ります。
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華奢な断面の手摺ほど、揺れ止めのためには2点止めが原則です。
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寝室のヘッドボード側の壁は紙網代を用いて部屋に向き(指向性)を与えます。床の間の床奥や奥行きを強調したいときによく行ないます。角をRに落とすのも好きな意匠です。
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朝日の差し込む「西岡の家」の居間。もう少しです。