2022年3月16日水曜日

着工に向けて思う事

只今「追分の家」と「藻岩の家」の着工に向けて毎日、実施設計を進めています。

2009年の「銭函の家」から数えてそれぞれ38棟目と39棟目となる300mm断熱の新築ですが、二年前から続くコロナ禍、昨年から高騰が始まった建築資材(ウッドショック)、2月末から始まったロシアのウクライナ侵攻による今後のエネルギー高騰・・社会は益々先の見通せない様相を呈しています。

2009年当時は漠然と省エネを考えていましたが、最近はつくづくその大切さが身に染みます。幸いにも300mm断熱住宅の住まい手さんから光熱費に対する不満は全くいただいていません。一般的な新築と比べて光熱費は約半分。さらに住まい方が上達すると簡単に更なる省エネも可能。始めた当時は最新の機械設備と断熱のどちらを重視しようか悩んだ時期もありましたが・・13年経って結論が出たようです。

さてそうは言っても社会は更なる省エネや再生可能エネルギー利用・・そして2050年には化石燃料からの卒業を意味する0カーボン社会と新たな目標が見えてきました。今後はコロナも収まって行くでしょうからまた皆さんと楽しめる見学会を復活出来たらいいなと思っています。

さて今日は、最近図面を描きながらはまっているバンドをご紹介いたします。本当にカバーバンド??と耳を疑う完成度。ぜひお聞きください。