2019年11月21日木曜日

手稲本町の家 敷地実測

「手稲本町の家」は高低差のある敷地。「南幌まちなかの家」、「新琴似の家」でお世話になったアシスト企画さんと敷地実測を行いました。


昔はレベルを覗いて計ったけど、今は光波レベルでかなり簡単に測れるようになりました。それでも敷地が大きいので測定は結構大変。まずは敷地より高い位置にある前面道路に面して複数台の車が停めれるように駐車スペースを造成しなくてはいけないので、そちらの検討から進めて行こうと思います。

今日はフレンチポップでも

2019年11月9日土曜日

新琴似の家Ⅱお引渡し 300mm断熱の家NO.32 

本日は「新琴似の家Ⅱ」のお引渡しでした。かなり低くなった気持ちの良い西日の射し込む中、各担当者さんによる機器の取り扱い説明をしていただきました。 

「野幌の家Ⅱ」に引き続き無事に現場を納めていただいた飛栄建設の松田社長さん、宇野棟梁さん、各協力業者のみなさん。そしてご自宅をお任せいただいた住まい手さんに心より御礼申し上げます。素敵な挑戦の機会をありがとうございます。

おかげさまでここ10年余りで北海道の多くの住まい手の方々に300mm断熱の家が選ばれるようになりました。パッシブ換気とのマッチングも最高で非常にシンプルながら長い冬が楽しくなる住まいにまた一歩近づくことができました。
白樺の床と相性の良いレッドシーダーの壁。柔らかく暖かみのある表情が素敵で今後の定番になりそうです。 
小ぶりな対面型キッチン。「新琴似の家Ⅱ」では居間側をマガジンラックにしてみました。 
電子レンジや、トースターを収納できる棚は左側に見えにくいように配置しました。

本日のフラワーアレンジは白色のカラー(オランダカイウ)を中心に少し大人っぽく作っていただきました。 
こちらは、新宮商行さんのストーブの取説。高断熱高気密住宅では薪ストーブが安全に燃える設計が大切です。コツは室内の負圧を避けること。過去には色々と上手く行かない場合もありましたが今ではぜんぜん問題なく炎を楽しむことができます。

今日はホッと一息・・山下達郎でも聞こうかな(笑)




2019年11月1日金曜日

南幌 住宅相談会のご案内20191103

今、全国的にも注目を集めている家づくりの試み「南幌町みどり野きた住まいるヴィレッジ」プロジェクト。北海道がオススメする住宅事業者の「きた住まいるメンバー」が安心で良質な家づくりを実施するため、地域工務店と建築家がコラボレイトして、高性能なデザイン住宅が次々と生まれています。
この8月から、プロジェクトの第2期がスタートしました。都市と田園のバランスがほどよい南幌町だからこそ実現できる「クオリティ・ファーストの暮らし」をテーマに掲げ、住宅購入者の募集を行っています。
詳しくは下記HPで!

2019年10月30日水曜日

新琴似の家Ⅱ 日当たりについて


300mm断熱NO.32「新琴似の家Ⅱ」いよいよ出来てまいりました。ちなみに10月末の14:30くらいで南面の日の入り方はこんな感じです。

北側道路敷地で敷地から道路を見て、左方向に37.5°向きが北。ですので写真は道路とは反対側の西側ブロックから撮っています。
敷地面積は約50坪で間口約9m×奥行18m。このスペースに並列2台分のカーポートと住宅そして除雪の為の堆雪スペースを計画します。

(用途地域は1種低層住居専用地域+外壁後退距離1m&北側斜線高度地区)カーポートを取るために住宅が南側隣家に近づきます。そうしますと1階では到底日当たりなど期待できなくなるのでLDKは二階としました。 

もう少し西に日が傾くと南側隣家の二階外壁セットバック部分を通して低い西日が射し込みます。もちろん日射遮蔽のためには縦型格子が有効。ギラギラした眩しい西日を抑えます。

合わせて変わった外観に対する好奇の目線もカットしてあげませんといけません。(笑)

秋の夜長はバンアパでしょうかね~(笑)



2019年10月25日金曜日

新琴似の家Ⅱ内外装工事

来週の完了検査に向けて内外装の仕上げが進む「新琴似の家Ⅱ」です。

周囲を建て込んだ小さな北向き敷地に・・まるではめ込むようにして建てられている関係上、東西南の各面は隣家の窓が向いていて・・後から建てるこちらとしては大きな窓はほとんど付けられません。

機能的にはほぼFIXで一部が小さく開いて通風が取れればよいかな?外部から取り込んだ光は一旦壁に反射させて柔らかく加工してから室内に振りまいた方がいいかな?

先日見つけたシーダーの羽目板がコストパフォーマンスも高くて気に入ったので、横張りにして使ってみました。

平面と90°留め切で壁の奥行き方向に貼った板の色味や木目がピッタリ合っているでしょう。こういうところが大工さんのいい仕事。平面用の板を切り出す際に切った残りを捨てちゃうんじゃあなくて必ずペアになるように取っておいたからこんな風に貼れるんです。なんだか絵心がありますよね~(笑)

壁に張った一枚の板がきれいに直角に曲がって窓枠に突き付けられる。言葉にすればたったそれだけのシンプルな事柄なのに・・その陰に隠れた技に気付くことは建築の奥深さですよね(笑)

210(ツーバイテン)を30cm間隔で並べた屋根。断熱はこの外側に約35cm厚。飛栄建設さんの現場では建具にも和紙や網代を貼るので壁紙も表具屋さんが貼りに来てくれます。

垂木の間を全て切り抜く大変な仕事。ほんとうにありがとうございます。

こちらはYKKAP430(YKKAP社の住宅用ハイエンドトリプルサッシ)を4台組み合わせて作ったスクリーン。

連結部分は再三お願いしているにもかかわらずまだメーカーで作ってくれないので現場で加工しています。

でもぜんぜん分からないくらいきれいな接合部。大工さんと板金屋さんの合作です。

北側に雪除けのアプローチ空間が建てられました。ここまで来ると完成まで後一歩。

雪国の建物にとって雪とどう向き合うのかは今に続く永遠の課題。玄関先や通路を雪から守る工夫は欠かせません。跳ね出した庇の部分をぎりぎり1mとして、ほぼ建蔽率を使い切りました。

今日はフジファブリック行きましょう!
                     

2019年10月21日月曜日

ニセコの家へ

昨日は久しぶりに「ニセコの家2007」に伺いました。

秋空の下毎年のように・・そろそろ外壁の塗装が必要ですね~(笑)・・時間を見つけて自分で塗ります・・なんて聞きながら・・・

ふと気付けばもう2~3年経っていません?

昨日もそんなゆったりしたニセコ時間が流れていました。

ほんとうに時が経つのは早いもので・・・先日完成したと思ったら・・あっという間の12年。でも木の外壁っていいでしょう。色が褪せてきても味わいに変わって行くから。

こういう変わり方って最近流行りのサイディングなんかじゃあ絶対に出せない。木張りの外壁の特権だと思います。最初からちょっと古くしておくと・・逆にいつまでも古くならないのかもしれませんね~なんだか不思議です。


                  


2019年10月17日木曜日

高砂台の家 気密測定1回目

 
今日は「高砂台の家」の第一回目の気密測定でした。清水組さんのS主任&鍛冶川棟梁さんとも初めての現場・・果たして結果は・・・


うーん・・凄い・・今回は鍛冶川棟梁に拍手!その理由は小さい家ほど気密出すのが難しいから。写真見て分かる通りαA(家全体の総相当隙間面積が13cm2)。要は家全体の隙間が一寸のいんご(3cm×4.5cm=13.5cm2)より小さいわけだ・・これをまた小さな床面積の98.86㎡で割って0.1314・・・⇒数値は小数点以下第二位を四捨五入がお約束だからC値は0.1cm2/㎡(これ以上は技術的に測れない)と最高の結果となった。
                    

仮に同じαAの13cm2を「芦別の家」の延床約150㎡で割ると13÷150≒0.086666・・となって簡単にC値0.1以下になる。要は気密ってのは床面積が大きい程有利になり易い。ついでに言うなら小さいだけじゃあなくて二階にもWCがある「高砂台の家」は換気扇や排水の穴も一般の家より多い。そもそもC値を0.3以下にできる大工自体が延べ床面積に関係なく凄いのに小さな家で換気扇の穴の数も同じか、むしろ多いくらいでこんな風に凄い数値が出せるってのは本当に腕の良い大工の証なんです。 だからエライ(笑)
       
そろそろ道北は氷点下だけどみんな明日もご安全に!
今日はAC/DCを現場のみんなに贈ります(笑)


2019年10月14日月曜日

週末


週末はこれから着工予定の建て主さんと一緒に現在進行中の現場を見学しました。

大多数の日本人にとって一生に一度の家づくり。全て要望通りの部屋数と面積が取れて予算内にも収まれば嬉しいものの・・・理想と現実が必ずしも一致しないのがこの世の常・・そんな意味では家づくりもその例にもれません。

図面の印象と実際の空間はどう違うのか?、3畳や4畳は本当に狭くて部屋としては使い物にならないのか?、物事を決めて行く際になにを重視せねばならないのか?一見さも重要に見え易いものはなんなのか?・・・

ここ数年は、地域から腕の良い大工さんが急激に減少し反面、若手による大工さんのなり手も少ないために慢性的な大工さん不足が続いています。日本の経済的な停滞はその反作用として輸入建材の高騰を招き・・住まい手さんの収入が伸び悩む中、建設物価はじりじりと上昇が続いています。

かつては最低でも延床面積40坪以上を目標に!と言われた時代もありましたが最近の札幌近郊では30坪前半の二階建てがその主流になりつつあり・・少人数世帯では20坪台の間取りもけして珍しくなくなりました。

平たく言えば物理的に大きな家を建てることはどんどん困難になりつつある中で、小さな家をいかに広々と機能的に作れるのか(設計できるのか?)、まさに設計者の力量が従来にも増して問われるようになっています。

もちろんそんな設計者の努力も大切なのですが、その提案を住まい手さんが十分理解できないと、、、できる力を付けないと、、そもそも間取りのやり取りなんて進まないんです。

だって、間取りのコツなんて知らないし、、知らなきゃあ決断なんてできませんもんね(笑)

そんなこともあって図面と実際の空間の差を体験し感覚を磨きながら、不安なく打ち合わせが進められるように実体験という機会が建て主さんには重要になってきます。

当日も吹き抜けの広がりの感じ、間仕切りのない開放感の確認、間口に対する吹き抜け高さの確認等をお伝えしました。


家に帰ると、今年最後となった畑のトマトをゆっくり煮ながら週末の残りを過ごしました。

夜には今春、室蘭に就職した長男も帰ってきたので久しぶりに家族全員が揃いました。任地の話しをあれこれと聞きながら、家族だんらんを楽しみました。

最近つくづく思うんですけど・・さりげない日常って実はすごく幸せですよね。これからもたくさんの家を作りたいと思いますけど・・幸せな住まいにできたらいいなあ~と(笑)

今日は久々にバンアパ行きましょう!





2019年10月8日火曜日

新琴似の家Ⅱ 現在の様子

「新琴似の家Ⅱ」の現場は概ね外壁が決まり、内装工事も進めています。秋に入って長雨のシーズンになりましたから、晴の日は屋外を、雨の日は屋内の工事を進めます。

こちらの外装材は木肌の白い青木(エゾ&トド松)の貫材。数日前にお引き渡しを終えたカラマツ材の「芦別の家」とはぜんぜん色味が違います。その一方で色変わりは大きくて一年で美しいシルバーグレーに変色します。

この段階まで外装が決まってくるとそろそろ足場を解体したくなります。解体できるか否かは、高所のセルフード(排気口)取り付けとシーリング工事の完了如何・・

それが終わればめでたく足場を解体できます。

白樺合板でできた屋内階段。相変わらず宇野棟梁さん上手い!(笑)

「新琴似の家Ⅱ」ではパッシブ換気を用いるのでそのために必要な戻り空気のスリットが切られています。夜間にはスリットから光が漏れてフットライトに。定番の納まりです。 
こちらが壁の巾木を稲妻に納めたところ。壁とのちり(奥行きの差)は2.5mm。精度よくピシッとね!(笑)

今日はTSUTOMUさんの高中。ほんと上手いと思う(笑)


2019年10月5日土曜日

芦別の家 お引渡し



本日は「芦別の家」のお引渡しでした。電気屋さん設備屋さんガス屋さんキッチン屋さんに建築屋さんと私で取り扱い説明を行いました。
                     
クリナップさんによる機器説明

給水&給湯&暖房設備はまとめて階段下の機械室にて取説します。

最後まできれいに作っていただいた清水組さん。ありがとうございます!

私の事務所のある商店街のお花屋さんで作っていただいたフラワーアレンジ。住まい手さんの好みや年齢をお伝えしていつもとっても素敵に作ってくれます。

白樺の床、そして屋根の唐松が美しいLDK。政田棟梁さんT所長さんが最後まで頑張って下さいました。 
収納たっぷりでも見た目スッキリの玄関ホール

階段下の機械室からは床下に全て潜れるようになっています。家は長く住むもの。配管の交換や点検がいつでもし易いように床下には照明も完備しています。

階段ホールからキッチンを見る

階段を拡大してみました。白樺の合板を用いています。

こちらは手摺の拡大。握り易くかつ丈夫に!

玄関の上がり框を拡大。

キッチンカウンターを拡大。


キッチンはオールストッカーにしました。クリナップ直需事業部の石川さんに感謝ですね(笑)

あれだけの収納が扉を閉めるとスッキリです!

こちらは和室の引き込み戸

御馴染みの床ガラリは旭川家具製

匠工芸さん!ありがとうございます。

今日はスピッツで行きましょう!



2019年10月4日金曜日

高砂台の家 外壁木貼り

外壁の唐松板貼りが始まった「高砂台の家」。今日の写真は現場を担当していただいている若きS主任に撮っていただきました。

昨日の昼間まではなんとか天気はもったものの、夜半から降り出した雨で本日は札幌も敷地のある旭川も雨・・・なので内部の工事を進めています。

もうブログをご覧になってお分かりになった方も多いと思いますが上手に工事を進める上で欠かせないのが天候との付き合い方。まさか・・おてんとうさまにこちらの都合を聞いていただくわけにも行かないので(笑)現場側で工夫をします。

それがずばり「屋根」と「壁」具体的には屋根の防水工事と外壁のタイベック(防水&防風&透湿シート)貼りです。

要は濡らしてはいけないものを守ることができるところまでが仕事の一区切り。ここまでをいかに天候と上手に付き合いながら、作業出来高と品質を両立させながら進めて行けるのか?そこが優秀な棟梁と現場監督の腕の見せ所なんです。

もし近所の現場があったらぜひ注意してみて見ましょう。1:屋根の防水がいつまでも終わらない。(板金屋さんや防水屋さんが来ない)とか・・2:壁のGW(グラスウール)が見えたまま又はボード状断熱材(例えばスタイロフォーム等)が見えたまま・・・なーんて言う現場はあまり感心しません。(例外:同じ木造であってもツーバイフォーみたいに壁先行で屋根が最後の作り方は話が別です)
上の写真は清水組さんがいつも作ってくれる美しいカラマツ材の外壁材。元は荒木の貫材ですが大きな加工場を持つ清水組さんはその貫に軽くブレーナーを当て、保護材をスプレーで塗布してくれます。

出来上がりは荒木特有の荒々しさが抜けて茶色が強く出、色むらもなく凄く上品になります。北海道の厳しい気象に耐えるのが第一目的ですから、多少の粗さも味の内と考えるのも一理ありますが、貼った直後から美しいこともとても気持ちの良いものです。

                    
上は明日お引渡し予定の「芦別の家」の外壁ですがこんな風に穏やかな茶色が映えます。きっと厳しい雪の白にも似合うだっろうなあ~・・・なんて考えながら明日の準備をしています。(笑)                     
ちなみに上は北海道では通称「青木」と呼ばれる白肌のエゾ、トド松に同じ保護材を塗ったもの。ぜんぜん色合いが違うのに驚きます。

                     
しかし一年経つと・・あら不思議・・白かった肌がこんな風に味わい深く色変わりします。                      
木肌は赤身とは異なるシルバーグレー(銀白色)に変わって行き・・唐松とはまた違った色合いを楽しめます。

今日は大好きなTSUTOMUさんの演奏でパラシュートのカバーなんていかが