2019年6月1日土曜日

桂岡の家 外壁断熱工事 その2

 
「桂岡の家」はサッシが取り付けられ断熱工事が始まりました。
 
防湿&気密ビニールを合板の上に貼り、その上からサッシのツバを被せて4周をテーピング。
 
この段階で室内に入ると以前に比べてもの凄く静かになったことに驚きます。実際は壁にグラスウールがびっしりと充填されるので音は更に静かになります。
 
今日は様子を見に来た住まい手さんと一緒に静かになった室内を確認しました。
 
外は風がびゅうびゅう・・・なのに室内から見ると無声映画のように風景の動きだけが見えて不思議な気持ちがします。

 
タイベックをサッシのツバの上に貼り付けたら、断熱下地を兼ねた4方枠を取り付け。丸三ホクシン建設さんのK棟梁のアイディアで枠の下には最初から水勾配が付いています。

出来上がりはこんな感じでタイベックはバタつかぬように四辺を折ってガラスに仮止めしておきます。もちろん最終的には壁のタイベックと一体化させるための下準備です。

下屋は野地板の傷みが進んでいたので、一旦全て取り払い新しい合板を野地板とし、上に防湿&気密ビニールを貼ったところです。

こんな風にビニール同士の重ねを充分(最低でも100mm以上)取って、建物の凹凸を覆うようにビニールを貼ります。
                              
 
こちらは断熱の下地を組み立てているところ。206でグラスウールの厚みは14cmになります。
 

北側も窓廻りの仕事が完了し、断熱下地を組むまでになりました。
 
今日は今時のフレンチポップLouaneなんていかが
 
 















野幌の家Ⅱ 外装工事

「野幌の家Ⅱ」は保護材にドブ漬けしたカラマツ材を貼り始めました。

光庭と絡むアプローチ。右側は物置です。北海道の住まいでは特に動線に絡んだ半屋外の空間作りがとても大切です。除雪労働の低減や家の出入り動線の確保、駐輪場、駐車場、庭仕事や季節に応じて履き替えるタイヤや除雪道具の置き場等々・・・
 
北海道で一般的な間取りではほぼ不足する物置や半屋外の軒の下・・・
 
そんな場所を確保しながら玄関廻りのデザインをしています。
 

車が並列で停められるアプローチ空間はきっと年間を通して大活躍すると思います。
 
今日はTrainなんていかがだろう
 

新琴似の家Ⅱ 配筋検査

本日は「新琴似の家Ⅱ」の基礎配筋検査。保険法人はJIOさんです。

今日の検査員は女性の方。質問を交えながら細かく見ていただきました。

床下への浸水を防止する止水板を確認。以前は水はけのよくない地盤の時のみ入れていましたが、現在はほぼすべての基礎工事で使うようになりました。

こんな風に床下が屋内となるところに外から水が入らないように止水板を入れておきます。まず水平面のコンクリートを流し込んだ時に止水板の半分が埋まり、次のコンクリートで防水が完成します。
 
基礎下を自由に使うために特に水は厳禁。今では基礎断熱のお約束になりました。
 
今日はSara Bareillesなんていかが?硬質な女性ボーカルと懐かしいリズム・・