2019年10月17日木曜日

高砂台の家 気密測定1回目

 
今日は「高砂台の家」の第一回目の気密測定でした。清水組さんのS主任&鍛冶川棟梁さんとも初めての現場・・果たして結果は・・・


うーん・・凄い・・今回は鍛冶川棟梁に拍手!その理由は小さい家ほど気密出すのが難しいから。写真見て分かる通りαA(家全体の総相当隙間面積が13cm2)。要は家全体の隙間が一寸のいんご(3cm×4.5cm=13.5cm2)より小さいわけだ・・これをまた小さな床面積の98.86㎡で割って0.1314・・・⇒数値は小数点以下第二位を四捨五入がお約束だからC値は0.1cm2/㎡(これ以上は技術的に測れない)と最高の結果となった。
                    

仮に同じαAの13cm2を「芦別の家」の延床約150㎡で割ると13÷150≒0.086666・・となって簡単にC値0.1以下になる。要は気密ってのは床面積が大きい程有利になり易い。ついでに言うなら小さいだけじゃあなくて二階にもWCがある「高砂台の家」は換気扇や排水の穴も一般の家より多い。そもそもC値を0.3以下にできる大工自体が延べ床面積に関係なく凄いのに小さな家で換気扇の穴の数も同じか、むしろ多いくらいでこんな風に凄い数値が出せるってのは本当に腕の良い大工の証なんです。 だからエライ(笑)
       
そろそろ道北は氷点下だけどみんな明日もご安全に!
今日はAC/DCを現場のみんなに贈ります(笑)