自己紹介

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札幌市, 北海道, Japan
はじめまして。 北海道、札幌市で設計事務所をしています。 暮らしに最も近いものづくり「建築設計」 地域色豊かで環境的、使いやすくて長持。 そんな暮らしのデザインが大好きです。 社会の悩みを建築デザインのテーマにすると面白い! そんなことを考えながら今日もスケッチしています。建築(暮らし)のお話しあれやこれ... どうぞお楽しみ下さい。

2011年10月31日月曜日

満員御礼!



10/29.30の見学会は、たくさんのご来場をいただきまして誠にありがとうございます。二日間でお子様も含め100名を超える見学者数となりました。この場をお借りして、会場をお貸しいただいた建て主さま、そして貴重な休日にもかかわらずお越しいただいたみなさまにチーム西野一同、心より御礼申し上げます。中には札幌以外の都市からお越しいただいた方もいて、全員現場の苦労が吹き飛びました。(笑)
 みなさんといろいろとお話をさせていただく中で、設計者、施工者、建築物理学者、サブコンストラクターといったチーム全員の役割や、環境性、デザイン、ぶっちゃけた話の建築家のイメージ等々、今回も有意義なお話が聞けてたいへん勉強になりました。また取材していただいたマスコミ各誌のみなさま、今後とも積極的にECOに取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします。

ご夫婦での来場も多く、元気なお子さんたちの声が響く、見学会になりました。
ぜひまた次の現場でお会いしましょう!

みなさんにサラの歌を贈ります。




2011年10月28日金曜日

明日は内覧会

 明日は西野の家の内覧会です。
夜は9:00までやっていますから、ぜひ遊びに来てくださいね。
たくさんのお越しをお待ちしています。

詳しくは http://ako-re.blogspot.com/2011/10/blog-post_13.html

今日はヘイリーとサラで、  同じ曲でもどうしてこんなに違うのでしょう?

http://www.youtube.com/watch?v=3nLKXxzVqTY

http://www.youtube.com/watch?v=q2Alx2BnF64&feature=related

2011年10月27日木曜日

春光の家 基礎スラブ型枠工事

春光の家では床版を打つための型枠取り付けが始まりました。1階の床を全てコンクリートで造ることはいくつかの意味があります。まずはバリアフリーにすること。木造の建物の数少ない欠点である、床の痛みを避けられること。そして大きな熱容量の床を室内側に取り込み、安定した穏やかな室内気候を得ること。この三点です。特に三点目は夏は涼しく、冬は暖かいという長所を木造に与えてくれます。

このような骨組みの上にベニアを載せて、鉄筋を配筋しコンクリートの床版を作ります。床が固まるとこの骨組みはそっくり床下でばらして外に出すのですが、これがまた狭い床下では、かなりな手間仕事となります。このようにコンクリートの長所は多いものの型枠の組み立て解体という仮設工事が必ず同時に発生するところが数少ない欠点といえなくもありません。しかしそれを割り引いても冒頭の長所は無視できない程大きいのです。

好天を祈りながら作業を進めます。
今時の空を見ているとめまぐるしく移ろい、突然雨が降ったかと思うと一条の光が射し、空を見上げる機会が多くなります。遥かかなたの雲の流れは早く、すぐに自分が置き去りにされそうです。

一緒に小澤征爾さんでも聞きませんか




西野の家 ブラインド取り付け工事

工事が終了するとカーテン、ブラインドを取り付けます。最近ではレースと厚地のカーテンは減り、私の現場でもかなりロールスクリーンが増えてきました。事前に現場をしっかりと採寸していただいて、作ったスクリーンを運び込みます。一軒でも結構な量になります。

今回は窓の枠の中にスッキリと納めてしまいます。

取り付けの金具をビス止めしています。


枠の中にスッキリと納まって巻き上げ時もきれいです。

お次は最も大きな居間の窓です。3分割で取り付けます。 

採寸が正確なのと枠に狂いが少ないのでいずれも短時間でスッキリ納まりました。

完成です。

今日は、いつまでたっても全く年が分からないカイリーミノーグでも。確かこの曲は1987年ヒットだから.....いったいいくつなのでしょう??まあいつまでもカイリーはカイリーってことで(笑)

宮ノ丘の家 基礎断熱工事

「宮ノ丘の家」で基礎断熱工事が始まりました。15cmのEPS断熱材を基礎の外側に打ち込み基礎の下も室内化するためです。まだ道内でも床下に換気口から外気を導入するスタイルの設計を見かけますが、お勧めなのは床下を使うことができる内部(室内)とする考え方です。この方法は北海道よりも温暖な本州でも有効で基礎の外側でしっかりと断熱してしまえば、1階の床にまた新たに断熱する必要性はありません。さらにお勧めなのは、床下の地盤も断熱してしまうことです。こうすることで熱はもうどこにも逃げて行きづらくなります。不思議なことにこの二つをしっかり行うことで建物に必要な暖房器具の大きさは驚くほど小さくすることが可能になります。基礎断熱と床下断熱、ぜひお勧めです。

現在はかなり背の高い基礎の様子が分かる写真。しかし埋め戻しが終わると最終的には地盤面から40cm程度が顔を出すのみ。要はそのほとんどを土という天然の断熱材で覆ってしまいます。

ところで、あっという間に秋も過ぎ冬ですね~。手稲山も雪



2011年10月22日土曜日

西野の家 建具について

最近、室内の建具は引き戸が圧倒的に多いです。本来引き戸は空間と空間を曖昧につなぐ日本特有の建具形式で不透明なものを襖(フスマ)、半透明なものを障子(ショウジ)と称してきました。北海道の間取りが全国に比べて圧倒的に自由で豊かなところはLDKを抵抗なく受け入れたこと。本家や分家、格式や階級制度といったものに対するしがらみが希薄で、敷居の高低や上座、下座の別といったような旧来の間取りに対する暗黙の掟に大らかだったことが原因でしょう。しかしそんな大らかな北海道の間取りでも空間を都合によっては仕切る必要性が出てきます。そんなときに壁の外側に簡単に吊り下げるスタイルの引き戸(アウトセット引き戸)は大活躍します。最近の建築家は壁と同様に建具を白く塗装したり、または銘木の突板(つきいた:主に広葉樹の木目が美しいベニア板)を貼ったりといろいろと工夫をしますが、私の場合は襖よろしく紙貼り(和紙やビニルクロス、網代紙等)が多いのです。他の人と同じことは嫌!というへそ曲がりなところもありますが、フスマやショウジを現代感覚で蘇らせて使うことにこだわりがあるのと、どんどん消え行く表具(掛け軸や屏風に絵や書を貼りこむ伝統工芸。フスマも当然この延長線上にあります。)の技術を大切にしたいという想いからです。一見洋風な空間にもしっくり馴染み、主張しすぎず、開けていても閉めていても気にならないデザイン。しかし一旦気づくと凝視にも耐えられる細部の美しさをもつ建具を目標にしています。

全景はこんな感じ。吊り下げられているために足元にレールはありません。

開くと、引き残しなく壁にピタリと吸い込まれ気になりません。普段は開放して使い、必要なときのみ閉めるという、ドアにはけして真似のできない柔軟性を可能にします。ドアは基本的に閉まっているもので、開きぱなしだとだらしがなくみえますよね。不思議なことにドアの文化ではない日本人でもこの感覚は共感できるものです。

菊水の家の四枚引き建具。高さが2.15mあり空間を簡単に二分することが可能。

柄は竹久夢二の「桔梗」。夢二は美人画で有名ですがたくさんの優れたテキスタイルデザインも残しています。意外や日本的でありながらも古さをまったく感じさせません。

愛すべきスーザンボイルに!


宮の丘の家 考えたね~

 今日は、午後からいっそう激しく、冷たい雨になった。気温は一気に下がり、基礎の型枠工事を行う「宮ノ丘の家」では作業の進捗に困難が予想された。クライアントと現場で待ち合わせをしていたが雨は強くなるばかり、「また日をあらためましょうか?」と電話を持ちかけて、小さく驚いた。基礎工事の現場全体にブルーシートの屋根をかけ、工事の速度を全く落とさずに中で作業を進めているではないか。ビル物の現場ではままあるが、住宅現場では今日は間違いなくお休みが普通ですよね~。(笑)
 皆さんが現場監督だったらどう指令を出しますか?「養生にかかる多少の手間を割り引いても、安全で雨に打たれない環境を作れば、工事の遅れは十分挽回可能。」と考えたI所長の機転の早さが決め手となっています。仕事も政治も指導者って大切ですよね~。(笑)

「宮ノ丘の家」は基礎が身の丈より高いタイプ。その鉄筋を柱にしてすっぽり屋根をかけています。

今日はヘルメットに長靴、最高にヤッケが似合うI所長に送ります。
あくまで建設業のイメージっつうことで!(笑)







西野の家 気密測定2回目

本日は雨の中、西野の家では最終の気密測定が行われました。ブログでも回を重ねて訴えているように、建物のデザインと同様、性能もたいへん重要です。日本においては建物の性能を担保するために、長らく「仕様規定」といって厚さや量をとにかく遵守することが求められてきました。たとえば断熱材の厚さはグラスウール24kg/m3相当の場合15cm以上とする。といった具合です。こうした決め方は一見、明解にも見えますがそもそもなぜ15cmなのか?といった疑問には答えていません。建物の断熱性能は単純に使われている断熱材の性能ではないのです。確かに15cm使ってもそれ以外の部分が不完全なら実際は10cm分すら性能が出ない場合もままあるのです。そこで家全体に使う材料や敷地の日当たり、窓等の性能を勘案して家全体の断熱性能や燃費を一軒一軒個別に弊社では求めています。そのためにこの世のあらゆる建材や物質の熱伝導率に詳しいDr.タギ氏の能力が必要になるのです。ご存知建築に使うことができる物質は膨大ですよね?それらをクライアントの好みに応じて使えば当然1軒ごとに異なります。たまに「山本さんの壁仕様は300mmと決まっているのだから、ひとつ計算すればどの家も同じですよね?」と聞かれますが残念ながらそうではありません。同じ性能の壁でも、窓を少なくすることが求められた「西野の家」と景色を室内に取り込むために最大限に大きな窓を求められた「宮ノ丘の家」では家全体の断熱性能は異なります。要は壁のみに注目すれば同じであっても、日当たりや、窓と壁の面積の割合や敷地の特性から求められる間取りや建て主の考え方によって一軒ずつ計算し、実際の計測によって確かめられるところは確かめる必要があるのです。一度設計したら、後は同じコピーを行うのみといった考え方は、建築のものづくりには残念ながらそぐわないのです。前置きが長くなりましたが、最終の気密試験の数値は0.1cm2/m2と最高の結果になりました。本日は生産を担当した、武田社長の機嫌がさぞよろしいことでしょう。(笑)それにしても昨年の「南あいの里の家」についで二軒目は立派。さすがです!(笑)

ちなみにH22年度北方型ECOプラスの仕様規定によれば、「隙間相当面積C:1.0cm2/m2以下を実測で確かめる事となっています。」

それでは今夜は武田社長とDr.タギ氏のために!送ります!


2011年10月21日金曜日

照明チェック


本日は、天井の間接照明の確認です。天井の梁に照明を当ててやわらかく全体を照らそうと考えました。最も悩んだのは、天井の反射率。クロスやペンキで白く塗られたものは反射率が高く、照明の出力も押さえられますが、生成りの素材の場合は同じ出力の照明でもずっと暗く感じるのです。一般的に建築家は暗めの照明が好きなようですが(笑)、私は比較的こだわりなく明るくします。むしろこだわるのは、光源が直視できるか否か?、もちろん手元照明やスポットは点光源ですが、反対に間接光も極力取り入れます。日本の家庭では長らく居間の中央の白色蛍光灯の大光源でぺた~っと上から照らしていましたが、むしろ私はそのスタイルが苦手です。手元は直接光、天井は間接光、光色は電球色で、一般部分は2700k(ケルビン)、ダイニングテーブルの上は同じか、3000kで建築家の日野桂子と同じようにハロゲンスポットを組んだりします。彼女曰く:「だってご飯が美味しく見えるのはゆずれないよ~(笑)」だそうです。建築もさることながら料理も凄腕の彼女らしいコメントだと思いませんか。

原田知世っていいですよ~

2011年10月20日木曜日

地方都市には厳しい時代

この写真を見て、不思議だ?と気付く人はかなり鋭い。写真は旭川駅の前から宮下通りを撮影したものですが、角のビルが取り壊され空地になった結果、隣の西武の大きな壁が露わになってしまいました。大きなビルの通りに面さない壁面が見えるのは、碁盤の目状の街区が多い北海道では珍しいことです。駅がリニューアルする影で駅前の賑わいは年とともに確実に寂れていますね~。地方都市が生き残るためには、駅前の賑わいを絶対に落とさないことが大切なのですが、こうした空き地ができると特に夜間は街区の一角が真っ暗になり誠によろしくありません。以前は確か道北バスの待合所があったり、地下には伝統を感じさせる飲食街がありました。

お昼を街中の新しいお店で食べたのですが、味も良いですし、盛り付けのセンスも感じます。しかしひとつ気になったのは、お昼のお客が30分間私一人だったことです。かつては賑わった買い物公園も、近年では空き店舗が目立ち、賃料が下がったので若い店主達が素敵なお店を出し始めました、しかし肝心の客足の寂しさは残念です。ものづくりに取り組む若い人は絶対に街から追い出してはいけません。街は生きていて彼らは未来のまちの一部だからです。

パスタにはとろろ芋がパプリカと共に入っていてしゃきしゃきとした歯ごたえが新鮮でした。

2条のたくしょく市場。ほんとうに街中の市場は少なくなりました。

5-4仲、焼き鳥ぎんねことラーメン蜂屋で有名な界隈はきれいに小路がリニューアルされて賑わいを感じました。商店街も飲み屋街も絶対に歯抜けの店舗はいけません。寄り添って全店、暖かな明かりが灯らねばだんだん人は離れてゆきます。でもいい雰囲気でしょう~?街が生きている感じがしませんか~。

この雰囲気にはこんな明るさが似合いませんか?
(笑)大切なのはもっと笑うことかもしれません。


春光の家 コンクリート打設2回目

本日は旭川に来ています。「春光の家」では二回目のコンクリートが打ち終わり脱型後の清掃が行われています。写真は床下のシンダーコンクリートから顔を出す暖房用のポリエチレン管です。しっかりとまとめられ口には絶対にコンクリートが詰まらないように養生がしてあります。さらにコンクリートを流す際に管が汚れぬように差し込んだ鉄筋にしっかり結んで浮かしてあるのがお分かりでしょうか?現場をまとめるN所長の細かな気遣いと設備屋さんの丁寧な仕事で管は全くコンクリートで汚れていません。何気ないカットにも現場員の熱意を感じることは誠に嬉しい事ですよね~。

スラブ(床版)の中に折り曲げられる鉄筋が立ち上がっています。床下をしっかりと清掃した後に床版を打つための型枠を組み立て始めます。

貫板を型枠に用いたエントランスの打放シ壁の様子。ほとんどもくろみどおり打上がったのですが、N所長は若干不満な様子、一箇所のみ型枠の締め付けが甘く予想外にトロが回り目地が繋がってしまったところに若干の補修をかけます。コンクリートの打放しは以前は90×180cmの合板を型枠に用いるものが多かったのですが、私はこれよりむしろ合板型枠が登場する以前の貫板によるものの方が人間味があって好きです。貫板を用いるとコンクリートの地肌に木目や節がプリントされます。板の継ぎ目は微妙な隙間にトロが回り特に太陽光を受けると美しい陰影をあらわします。実はこの貫板の巾は外壁のものと揃えてあって、出来上がると素材感の対比が楽しめるように考えています。

節や木目がプリントされたコンクリートの地肌。

アンカーボルトが90cm間隔に埋まっています。スラブコンクリート脱設時にはねじやボルト部分にコンクリートが付着せぬように厳重に養生をしてから行います。
ああ!このアナログ感、全てが手作りの工事現場のめんどくささが私は大好きなのです。

尊敬する加藤登紀子さんでも聞きませんか。



宮ノ丘の家 配筋工事

なかなかにヘビーな根堀が終わると基礎の下に敷き砂利をして、基礎の鉄筋の組み立てが始まります。「宮ノ丘の家」では基礎の半分が土の中に埋まるために土の圧力も受けます。周囲に暗渠パイプ(地下水を集める管)や打ち継ぎ部分から漏水せぬように止水板の追加等々、後々のトラブルにならぬようにできる事は全て盛り込みます。またコンクリートの打設時の気温に応じては温度補正(一般的には氷点下のコンクリートの脱設には凍結等の危険が伴う。したがって気温が低いときには、コンクリートの設計強度や粘度等を最適化するために生産プラントに指示を出す必要が生じる。コンクリートは全て同じに見えるが実は純然たる化学製品であって、取り扱う環境によって全てオーダーメードでつくられている。)をプラントに連絡し、現場の生産が絶えず安全側に傾くように配慮しながら現場は進みます。担当のI所長は手順よく指示を出しながら現場を切り盛りします。

ベース筋の配置


この状態で、行うことは概ね下記の項目となります。
1:縦筋、横筋のピッチの確認。
2:重ね継ぎ手の長さの確認。
3:結束の強度(鉄筋がぶらぶらしていないか?)
4:開口補強筋やフックの有無。
5:基礎底盤の被り厚さ(コンクリートピースの寸法確認)
6:ベース巾、厚の確認。
7:ケーシングの位置と離れ及び周辺補強の有無。
8:止水板の取付

今日は大好きな越智志帆でも...

2011年10月16日日曜日

みなさんこんにちは! れいくんです。

先日、次男の友人が持ち込んだ子猫。既に家には二匹の猫がいるがこの顔で見つめられて、ナァ、ナァと鳴かれると誠に困ってしまう。もと野良猫ながら性格もよく、すりすりやごろごろも誠に悩ましい限りである。

気持ちよくなると座ったまま、寝てしまう。その顔がまた実に困るのである。

まあよければトレバーホーンでも一緒に

西野の家 内装工事その二

さてブログをご覧の皆さまにはおなじみの、内装工事の仕上げの時期がやってきました。過去のブログを見てもお分かりのように、恐る恐る?(笑)現場でだめ出しを小声で出しつつ、各部分の詳細を見て回ります。よく図面が完璧ならば現場で調整する必要自体がない!と断言する人もいますが、どんなに図面が上達しても、現場で感じる違和感を完全に解消することはなかなか難しいものです。写真は内照式照明の板を天井に取り付けているところですが、長さは当初より15cm短く調整しました。

点灯する場所によって照明板の色を変えて配置します。今回は反射率の高い白色の天井ではないので、照明器具の数がある程度必要になってきます。(パワー勝負)昼間は楽しげな天井のパターンとして目を楽しませつつ夜間は間接照明として使うことを当初から考えました。

写真は土間のモルタルを左官屋さんが行っているところです。船と呼ばれる敷物の上にのりコテ一丁で見る見る床を塗り上げる様子はやはり名人芸です。

手摺の角の落とし具合はいつも私自らペーパーを持って回ります。

天井の梁にクロスが少しかぶせ気味に貼ってあるのがお分かりでしょうか?以前にも紹介したように壁紙も木材も乾燥により収縮します。その際、余裕がないとすぐに隙間が目立ってしまいます。そこでこのようにわざとクロスに余裕を見て貼ってもらうのです。当然ながらこんな細工なくズバッと切ったほうがはるかに仕事が早いのですが、実に丁寧なクロス屋さんは毎回必ずこのように貼ってくれるのです。

拡大写真です。

トイレの手摺はなかなかよいものがない難しいチョイスです。そこで天板を彫りぬき面を取りました。一番最初はニセコの家で行いましたが、なかなかにファンが増えてすっかりおなじみのディテール(細部)となりました。

もう少しペーパーをあてたいですね~。

二階を支える鉄柱の足元には割れ止めの目地を通します。モルタルという素材にとってある程度のひび割れは仕方がないものなのですが、可能な限り伸縮目地を設けてひびが目立たぬように工夫します。(不思議なことに目地を予め設けておくとひびはそこに集まりやすくなります。)

今日は、静かな夜にBOZでもいかがですか?

2011年10月14日金曜日

西野の家 内装工事

内装にクロスが貼られ、柱にはペンキが塗られどんどん家らしくなってきます。家の中に明るく白い色があるとなんだか落ち着きませんか?建築家の中には、モノマチエールといって極力どこまでも同じ素材でまとめたがる人がいますけど、私はどちらかといえばそこまでストイックになれないほうです。(笑)まだまだ修行が足りないのでしょうか?特に木の内装を顕しで行う場合にある割合の白をどのくらい自然に使うか?は毎回悩むところです。この白の割合で部屋の広さや明るさ、天井の高さの印象まで全く異なるところが実に奥深いところです。

天井には間接照明の板が取り付けられました。これから器具が見えすぎないように高さ調整を現地で悩みながら行います。

足場も解体し特徴的な外観が現れました。
月末には内覧会です。ぜひご興味をお持ちの方はおいでください。

今日はとことんTOTOです~。(笑)