自己紹介

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札幌市, 北海道, Japan
はじめまして。 北海道、札幌市で設計事務所をしています。 暮らしに最も近いものづくり「建築設計」 地域色豊かで環境的、使いやすくて長持。 そんな暮らしのデザインが大好きです。 社会の悩みを建築デザインのテーマにすると面白い! そんなことを考えながら今日もスケッチしています。建築(暮らし)のお話しあれやこれ... どうぞお楽しみ下さい。

2013年6月30日日曜日

商店街の元気な街に住む

私が、発寒北商店街に事務所を移転してから早7年が過ぎました。来た当初は近くにできた大型スーパーの影響もあって商売をやめる店が相つぎ、昼間からシャッターの閉まった街は淋しい限りでした。しかし最近は少しづつ賑わいが戻りつつあります。今日は商店街の中にある、発寒神社のふれあい夏祭り。実は発寒、神社主催の例大祭の他に商店街主催のイベントがあり、同じ神社でお祭りのダブルヘッダーという伝統を守っているのです。(笑) まさに地域に愛される神社!境内で¥1,000円の回数券を買いおつまみとビールで出し物に興じるもよし、この日ばかりは空き店舗を開けて当日限定の居酒屋も出店するのでそちらに流れるもよし、商売を早めに切り上げてアロハとサンダルで登場する近所のおとーさん、子供達とおかーさん、制服姿の彼女を連れたおにーさんにオジーちゃんやオバーちゃんたちで狭い境内は大いに盛り上がるのです。(笑)

賑わう境内。しっかりステージが完備されているのは小樽と同じ。夜ともなれば歌自慢のお姐さんや民謡の先生が浴衣をビシッと決めて登場します。

年齢層は高めですが、むしろ若い世代には昼間っから地元で飲む!なんて新鮮なのではないでしょうか。(笑)

奥に見えるマンションは駅前のせいもあって売り出した途端に完売だったそうですが、地域に若い世代が戻りまた次の時代の魅力あるお祭りにしてほしいと思います。 さて私も出かけますか(笑)

このビデオ、ファンキーで凄っごく好きなんです。(笑)


2013年6月28日金曜日

キッチンハウス 札幌

「キッチンハウス」といえば...好きな人ならきっとニヤリとするはずですよね~。
そう トーヨーキッチンと双璧をなすラグジュアリーなキッチンのブランド。
今、いろいろとコラボを考えています。

北海道のLDKをもっと楽しく! 
地域の素材を使った札幌オリジナルの提案なんていいと思うんです。

写真はデリシアのワイドタイプのガスレンジ。巾は通常の60cmではなく75cm。大家族で大きお鍋を三つ並べると窮屈で~なんて方には最適。お求めの際にはレンジフードもワイドタイプ(出来れば巾90cmタイプ)を選びたいです。もちろん素材はオールステンレスで! うーん気分もラグジュアリーになってきました。(笑)

写真はガス火口が自由に増やせるタイプ。巾30cmのユニットを自由に連結可能。IHヒーターやBBQグリルなんていうのもあるので、左にガスハイカロリーバーナー、真ん中にBBQグリル、右がIHヒーターなんていう風に調理熱源を複数用意することが出来る。ちなみにBBQグリルで焼いたお魚は最高!って知ってました?(笑)まあこんなことをするとお鍋も薄いアルミじゃ~ね~。またまたラグジュアリー度が上がってしまいました。(笑)

かっこいいぞ!:キッチンハウスHP  http://www.kitchenhouse.jp/

やっぱり横綱!:トーヨーキッチンHP http://www.toyokitchen.co.jp/

今日は三味線の吉田兄弟なんていかが。こっちもかっこいい!

2013年6月27日木曜日

西野の家Ⅱ 外構工事

雪が融け足元の状態が気になりだした「西野の家Ⅱ」どんな提案にしようか現在思案中です。相棒はおなじみガーデンジャパンの小坂さん。さてどんな感じで行きましょう?(笑)

最近よく聞くのがバッハ。 グレングールドのピアノなんていかがでしょう。

屯田の家 布コン打設

「屯田の家」の布基礎のコンクリートが無事終了しました。写真は玄関のスラブ部分を鏝(コテ)で均しているところ。玄関は冬暖かく表面も乾かしたいので床暖とすることが多いのですが、以前は床コンクリートの中に配管を埋め込んでいました。屯田の家ではより簡単に後からのメンテナンスも簡単なように床コンクリートの真下の空間に暖房配管を置いて床コンクリートを裏から暖めようと思います。

しっかり治具で位置決めされ通りを合わされたアンカーボルト。昔は田植えのごとくコンクリート打設中に手で埋め込んでいた時代もありましたが、現在は事前に全て位置決めし、土台の連結部分や柱ほぞとぶつからぬようにしています。ねじ山を痛めないように全数養生するのもすっかりおなじみになりました。

木造の骨組みを最近はプレカットといって、コンピューター連動のNCルーター(ほとんど能力は工業ロボット並みの工作機械)で加工します。人間が一本一本手で加工していたのに比べて、精度が格段に上がりますがそれは同時に基礎の精度も要求します。正直な話、昔の建物では基礎がちょっぴりひし形のところもありました。(笑) しかし現在ではプレカットの普及でラフな基礎だと上に乗る建物がどうもしっくり行きません。基礎屋さんがレーザーで通りを通し神経質なほど精度にこだわるようになったのも上に乗る建物が定規になってしまうからなのでした。基礎屋さんはたいへんですが全体的に見ればむしろ良いことですよね~。でも基礎屋さんごくろうさまです。(笑)

最近は基礎巾と断熱材の厚さが同じなんて珍しくなくなりました。「屯田の家」はEPS15cmの基礎断熱。同じく床下には10cmのEPSで床下断熱とします。

今日はシタールの巨匠 ラヴィ シャンカールなんていかが?娘も同じシタール奏者、ラヴィはあのノラ.ジョーンズの父としても有名ですよね~。残念ながら昨年亡くなりましたが、演奏は凄いです。

2013年6月24日月曜日

屯田の家 基礎配筋工事

本日は「屯田の家」の配筋検査です。今や木造住宅の布基礎の仕様が建築学会の仕様書に加わり、従来はかなりアバウトな位置づけだった木造のコンクリート工事も大きくその扱いが格上げされています。写真はパッシブ換気の給気管を通すためのケーシング(鞘管)。当たり前といえば当たり前ですが、近年は管の貫通部分は事前に全てケーシングを入れて後から基礎に穴を開けるような事はほとんどなくなりました。

基本的に鉄筋量は増え、主筋や縦筋、横筋ともに間隔が狭くなってきています。

パッシブ換気を採用するために床下を一体的に使えるよう、ところどころ基礎に穴を空けて空気が流れるように工夫します。斜めの鉄筋は開口部の補強筋。要は角の部分にひび(クラック)が入らぬように入れるのです。こうした部分は基礎の角(コーナー)部分にも必用となりますが一つ一つ確認してゆきます。

基礎の高さが異なり鉄筋が混み合うところも同様に確認してゆきます。

手前のコーナー部分に斜めの補強が見えるでしょうか。

運び込まれた型枠を確認して、気になった点を工務店に連絡して本日の監理は終了します。ものづくりはとにかく現場第一!特に基礎部分はしっかり確認が大切です。

2013年6月19日水曜日

屯田の家 根掘り開始

根掘りの始まった「屯田の家」の現場。屯田地区は地下水位が高く水はけのよくない土地が多いのですが、基礎の底盤下の砂利層を利用して水を抜くことを考えています。

がっちりと固まった柱状改良杭、太さは約50cm。この上に砂利を敷き基礎を載せます。

砂利が中半まで入った基礎の内部。

柱状改良部分はがっちりと固まっています。

今日はポールギルバートなんていかが?http://www.youtube.com/watch?v=MCKtb2ysLoo

屯田の家 プレカット打ち合わせ

本日はプレカット(構造材加工)の打ち合わせを武田建設で行いました。「屯田の家」のプレカット担当は物林㈱の石川氏。老舗の材木屋さんの物林さん、かつては「銭函の家」、「南あいの里の家」の構造材も担当していただきました。従来は木造の骨組みはほとんど内装で隠れる設計をしていましたが、近年はあえて大胆に顕わすデザインが多くなりました。理由はプレカットの発達で1:構造材の表面加工が手で触れるほどきれいになったこと、2:道産材をPRするため、3:骨組み自体をデザインとして見せるための3点がほとんどです。しかしそのためには材種や金物の取り付け等しっかりとした打ち合わせが欠かせません。特に弊社では300mm断熱の要望が高く構造材の外側に取り付けられる外貼り断熱用の木下地の加工とか、気密性を極限まで高めるために気密シートの連続性を重視した独特の壁下地組み等々プレカット屋さんにお願いする項目も多岐に渡ります。

びっしり注文と指示が書き込まれた武田社長の図面。通常の設計事務所なら断面の詳細は1/30程度で書くのが普通ですが、弊社では1/5で全ての部材を書いています。そうすることでプレカットの打ち合わせのたびに更新された工夫を次の図面に盛り込み少しづつ図面を進化させます。一番良いのはデザイナーである私の書いた図面がほとんど現場で職人さんの使う施工図として使えるようになること。机上と現場が絶対に離れないように意識することと、工務店の無用な手間を減らし打ち合わせの項目を極力減らす方向に整理する事を大切にしています。

2013年6月18日火曜日

発寒の家 計測開始

実は5月のブログhttp://ako-re.blogspot.jp/2013/05/blog-post_18.htmlでもご紹介した東京大学の前先生にこの度「発寒の家」の温湿度計測をしていただくことになりました。今回は大学院生二人と測定器を取り付けに来て頂いて長期に渡る測定の開始となります。さてどんな結果となるやら、私も少し緊張しますが別の見方をすれば、こうした温度計測の機会を増やすことで感覚と現実の差を埋めるなんとも得難い機会になるのではないでしょうか。多くの設計者の中には自らの考えが覆されるのではないか?実は大きな勘違いが暴かれるのではないか?と不安に感じる人も少なくないと思います。中には「数値やデーターでなにが分かる!」と怒る人さえいるでしょう。しかし客観的で的確な指摘や評論の存在は、いつだって物事を良くするためには欠かせないものです。自分の考えが正しかったことよりも、そうではなかった事実や原因を知るほうが何倍も次の建築が楽しみになります。 

写真上は南側の大開口から一定距離毎で水平面照度がどのように変化するかを見ているところ。窓際では4000ルクス以上とたいへん明るく、明るい室内を好む北海道スタイルの室内。
次に意外だったのは、外付けブラインドを調整することでスラット(ブラインドの羽)に光を反射させ、天井面で拡散させることで窓の近くから部屋の奥まで、ほぼ同じ照度が簡単に得られること。実際の生活で言うと、遮光、遮熱しながら暮らしに必用な明るさは部屋全体でほぼ一様に確保することが出来る。冬場の低い太陽光の日射遮蔽が主な目的だと思っていた自分には意外な発見。従来、部屋の中を一様な光で満たすためには曇りガラスや障子のように入射する光を拡散する建具を使うのが一般的でしたが、今後はもう一つ方法が加わりました。

一番の興味はやはり冬場。「発寒の家」は機械換気と自然換気、二種類の方法で換気が選べるように考えてありますが一年を通じてどちらが北海道に最適か?客観的に比べてみるよい機会だと思います。

今日はグリーグなんていかが? http://www.youtube.com/watch?v=KNc5z2nu4MQ


2013年6月14日金曜日

屯田の家 柱状地盤改良工事

本日は、「屯田の家」の杭工事。一般的なRC杭、砕石杭、そして柱状改良と様々に方法論を比較した結果。柱状地盤改良を選択しました。屯田地区は表層地盤が軟弱であるばかりか、建物の重量を支えられる固い地盤が地表から10m下にしか存在しないために基礎の設計はいろいろと悩むところです。3年前の「南あいの里の家」の時はさらに条件が厳しく硬い支持層は地表から15m下でしたがその途中にかなり固い地層もあるので砕いた石を圧入して地盤を増し固める砕石杭を選択することができました。しかし今回は10m下の支持層までの間に中間層がほとんどなくRC杭か柱状改良かで悩みました。

オーガー(ドリル)で掘った穴にセメント固化材を注入し水を加えて攪拌し地面の中に硬いコンクリートの柱を多数作ります。

手前の風船のように膨らんでいるものはなんと掃除機。セメント固化材を投入する際にセメント粉が飛んで敷地周囲を汚さないよう配慮です。

写真は土中でコンクリートを練り上げているところ。

写真は軟弱な粘度。穴の中からこうした軟弱土を排出し前述のような硬い柱状のコンクリート地盤に
置き換えてゆくので柱状改良と呼ばれます。

2013年6月13日木曜日

これは面白い事に!幸せな札幌キッチン事情

すっかりブログでおなじみ、クリナップ㈱の石川氏より「新たなスペースが出来ました!」のお知らせをいただき、行ってまいりました。3年前に同僚建築家から紹介していただいたことがきっかけで、氏とのお付き合いも気付けばあっという間の3年間。地域の材料や技術を掘り起こし、建築のデザインとして市民に発信することをテーマにさまざまな分野の試みを紹介してきましたが中でも、地元の白樺を用いた美しい合板によるキッチンの製作に始まり、北海道で一般的な間取りであるLDKの大空間を使った各家庭専用のキッチンデザインは、今やクライアントさんから石川氏の逆指名をいただくまでになり大成功を納めました。従来はショールームを舞台に規格品を大量販売するイメージが強い大メーカー。良くも悪くも70点の商品をいかに流通させるのか?といった基本戦略に囚われすぎることなく一点ものを作り込むという、大企業が本来不得意とする分野に新たな需要を見出しています。

足回りのステンレスの巾木加工や内照式照明のセンス。床は無垢の北海道産ニレ材のフロア。

ゼブラウッドの突板で作られたニッチにLEDの極小ダウンライト。

調度品のセレクトや照明の入れ方も石川氏の提案が生かされている。

北海道産のカバとスプルスを用いた框(かまち)扉のサンプル。

通常どうりショールームではメーカーの規格品のラインナップを扱っているがこちらのスペースでは基本的にスペシャルなものが主体。

白樺合板の扉の見本も様々なものが用意され、ご当地グルメならぬ北海道スタイルのオリジナルキッチンを作ることが出来る。当然ながらこうしたスペシャルな要望に対応できるのは東京以外は現在、北海道支店のみ。良質な地域材や地元の美しいステン加工の技術を用いた世界に一つだけのキッチンをリーズナブルに作ることができるということなんです。美味しい食材に溢れる北海道だからこそこんな選択肢はとっても魅力的だと思いません?(笑)

旭川で加工された扉の彫りこみ引き手。

端部加工の種類の他に表面の仕上げにもバリエーションが。

ペーパーウッドをルーターで彫りこんだ扉の見本。彫りこむ位置や形状で挟まれた再生紙の緑の模様が様々に変わるので面白い。たとえば家中の家具や階段、枠回りとコーディネートすることも可能。デザインの可能性が色々と広がって楽しい。

地元のカバやナラ、タモ材で作った扉のサンプル。

見慣れていても、身のまわりにはほとんど使われてこなかった白樺。色は塗装すると赤味が穏やかです。派手さは少ないものの毎日使うカジュアルな材料としてはその分空きも来ません。なにより北海道っぽくてよいと思いませんか~(笑)

その名も「札幌キッチンスタイルラボ」

まだほとんど出回っていない国産の4点レンジ(但し魚焼き器はナシ)

ドイツ製の高級水栓メーカーであるグローエがずらりと並んだ一角。お洒落なアクセサリーやハイセンスなガラス棚等も実物を見ながらチョイスが可能。



こちらは天板のステンレスのバイブレーシヨン仕上。傷が目立ちにくくお薦め!一時の人工大理石人気も一段落し、近年は耐久性に優れるステンレス天板の人気が高まっています。確かに一生ものですよね~(笑)

光り方が穏やかで安っぽさもなし。ヘアーラインに飽きた方はいかが?

地元の加工業者が鏡面の水準まで磨き上げ曲げ加工したトレイ。

うーん!さすがクリナップさん。これから北海道のキッチンは凄く面白そうですよね~(笑)。たくさんの地元の素敵な材料や技そしてセンスで素敵なキッチンが生まれるといいですよね~。さて次はどんな仕掛けを考えようかな~(笑)

今日はクリスブラウンなんていかが?かなりマイケルの影響を感じるクリス。歌も上手だけどダンスも上手い!PVの中で寿司をつまむ中国系アメリカ人の豊かさに今の時代を感じますよね~。