2024年7月4日木曜日

南幌みどり野0カーボンヴィレッジ2024.07.04

 03:他を見る...異なる考え方に触れる

前回はチーム一丸で解決すべき事柄のお話しでした。

大切なことはね、実はこれって建て主さん個人の問題じゃないんです。むしろチーム全員の自分ごと。家づくりの主役である建て主さんがワクワクするモチベーションを失ったら、どんなに優れた設計も施工も「無」。家づくりが一歩間違うと殺伐とした経験にしかならないのは建て主さんの推進力の大切さをちゃんと理解していないから・・

もちろんそれは今回の家づくりにとっても同じで・・言いかえるなら1丁目一番地。でもね・・そういう事ってよっぽどの幸運がない限りすぐに希望価格で買い手が付いて解決!な~んて事にはなり難い。

じゃあ~売れるまでの間どーするのかと言えば、建て主さんが自身のワクワク感を鍛えること。なぜ夢見ることじゃないの?って言えば・・鍛えるっていうのは根拠のない空想から卒業することでもあるから。

家づくりといえば、みなさん最近はネットで好みの内外装をスクショして保存・・みたいな事よくしてますよね/笑 それがまさに”夢見ること”。自分好みのあれこれが増えて行って凄く自己満足感は高まるけど・・ところでコストや手間、寒冷地に合うの?、道内で売ってるの?メンテは?なーんていう肝心の根拠はほぼナシ・・・

根拠の曖昧な夢ばかりスクラップしてもいざ予算だ、工期だ、職人さんの手配だ、になると残念~となり易いのは夢見るだけで鍛えないから。要は強靭な夢を持てる建て主に自分を育て上げないと家づくりは味気ないものになり易い。

そのためには質の高いコミュニケーションが大切。お客さんの理想を否定するんじゃなくて、より良い改善案を出し続けること。質の高い学びの機会を共有すること。もうここまで来るとネットで簡単に手に入るようなものじゃありません。

時には実物を体験しないと今までの思い込みなんて中々変わらないから、別の住まい手さんを訪ねたりもする。これ凄く大切!

同じ立場の住まい手同士の話だからこそ難しい判断もスッと腹落ちしたりする。そんな視点があったのかと気付きもする。だからまた理解が進むし、視野が広がる。今まで単なる頭の中の絵だったものが、どんどん立体的な色彩を帯びてくるって訳です。そんな理由でOB&OGさんとは工事が終わっても仲良くしなくちゃいけない。

OBさんにとっては既に当然のことでも未来の建て主さんにとっては金言だから。
当時のモデルハウス兼自宅を案内する紺野社長。ぱっと見、眺めの良い居間に見えるが実は3階。建て主さん曰く:毎日上り下り大変ですよね?? 紺野社長:健康にはいいし自分も体重増えてないすよ/笑

もちろん今回も建て主さんを色々な家にお連れしてOBさんOGさんにもお会い頂きました。
例えば2階の居間って意外にいいでしょ?だったり、大きい家って必ずしも幸せじゃあないよね?だったり、ものの見方を変えることで自らの発想が広がったり・・・

家が売れるのまでの間、チーム全員楽しみながら準備を続けました。 続く・・・

今日はBOOM BOOM Satelitesなんていかが