本日はお日柄もよい中、銭函の家の建て方(タテカタ:文字通り土台を敷き柱を立て始める事)開始です。午後からすこしだけ雨にあたりましたが、概ね晴天の中での作業です。大工さん4名で3階分の材料を建ち上げます。そう実は銭函の家は3階建て、最上階からは石狩湾を眺めます。
3階建ての場合は構造計算という特別な設計を行なわなくてはいけません。結果柱や梁は大きく接合はごつくなります。さらに法律の基準+25%の地震力に耐えるようにしなくてはいけないので各部の納まりがほんとうにたいへん。一番の手柄は私よりも構造屋さんでしょうか?
中央が梁成:40cmのLVL梁、支える柱は、3階建てなので一回り強度の高いカラマツ集成材です。
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足場の最上階に上ると全体の様子がよく分かります。組みあがっているのはカーポートのところかな?
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クライアントがオープン好きなので2階にはあまり柱がありません。そのままではねじれが大きすぎて計算上安全側に成り立たないので、柱を大きくして対応します。
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一足先に3階から見える景色をお見せしますね~。